今年3月上旬、往復6,000マイルで行き先おまかせの旅ができる「どこかにマイル」に申し込み、秋田を指定されました。東北地方では唯一未踏の県でしたので、第一便で行って最終便で帰るという強行軍を楽しませていただきました。雪深い教会で「涙を流すマリア像」に感激し、秋田県立美術館では、藤田嗣治画伯のスケールの大きな壁画ともいうべき素晴らしい芸術品にふれることができました。80センチもの積雪により、角館行きを断念したことが心残りです。できれば再チャレンジし、乳頭温泉にも足を延ばしてみたいです。

30年前、生まれて初めて乗った飛行機。母代わりに私を育ててくれた、今は亡き祖母との沖縄旅行でした。飛行機が宙に浮かんだとたん、高校生だった私は感動のあまり涙を流し、隣を見ると祖母も泣いていて、二人で泣き笑い。あいにくの雨の三日間でしたが、帰りは夕日に包まれてのフライト。またもや、宙に浮かんだとたん、二人で泣き笑いでした。今年は、また沖縄に行きたいです。飛行機の中、隣の席で大好きだったコーヒーを飲む祖母を感じられたらうれしいです。

今年のゴールデンウィークの時にJALの翼で札幌に行き、車で登別温泉へ行きました。途中で寄った道の駅で「道の駅スタンプラリー」を見つけて即購入。急きょ、北海道内117か所の道の駅制覇を目指すことに！それからは6月、7月、8月と時間を見つけては北海道まで飛んで117か所をシルバーウィークまでに制覇しようとチャレンジ中。その中で、秋にもう一度行きたい気に入った場所にシルバーウィークを使ってゆっくりと出かける予定です。北海道のどこの空港に舞い戻るのか、今から楽しみです！

今年のシルバーウィークは、中学生の息子と一緒に福岡の義父母宅へ行こうと思っています。息子が赤ちゃんの頃、年に４〜５回、福岡と栃木（私の実家）を往復してました。生後9か月の頃の帰省では「どうか途中で泣かないで」とミルクやおむつやおもちゃを十分に持ち、搭乗時間にちょうど眠くなるように直前まで遊ばせて、ヒヤヒヤの１時間半のフライトでした。到着２０分前で起きて泣きそうになったところ、隣に座っていたお姉さんがテーブルの穴（カップホルダー）から指を出したり引っ込めたりしてあやしてくれました。あれから１４年、立派に育った息子とそんな話をしながら、久しぶりの飛行機の旅を楽しめたらいいなと思います。

シルバーウィーク、震災復興のために単身赴任中の息子の住む東北に孫を連れて行きます。パパは困っている人たちのためにここでこんな仕事をしてるという様子をみせ、さみしいけど孫達にも頑張ってほしい、という思いです。そして、震災の復興でなにかを感じ取れる子供に育ってほしいです。