JAPAN AIRLINES

みんなの翼エピソード

今月のお題 「旅先で味わう、秋の味覚」

最優秀賞

TK様

広島県

秋も深まった昨年10月半ば、福岡への出張中のとき。仕事がふるわず、肩を落としながら通りを歩いていると、どこからか磯の香りが。匂いに誘われるまま横道に入っていくと、居酒屋前の路地で地元の人たちが七輪で大きな牡蠣を焼いていました。おもわず牡蠣にみとれていた私に「こんね(来なさい)!焼けとるよ」と手招きしてくれました。「ええっ!いいんですか?」いきなりのお言葉に甘えて、勧められるままに口に含んだ牡蠣。苦い疲れを癒してくれる優しい磯の香りが広がり、その後の話も弾みました。たった一粒の牡蠣で、仕事の反省もどこへやら。牡蠣がとりもってくれた、奇縁に感謝です。

優秀賞

SWAUDIO2様

千葉県

秋の味覚で真っ先に思い出すのは栗。パリのお菓子屋さんにならぶバケツ一杯に盛られたマロングラッセ、そして、ミュンヘンの街角で売られていた焼き栗は、特にいろいろな思い出が重なった味で、しかもいつ食べても美味しい。日本に目を向けても、金沢、そして、京都にも思い出の栗のお菓子があります。今年も秋にドイツへ行きます。フランクフルトで栗を食べるのが今から待ち遠しいです。

優秀賞

箱根様

栃木県

旅先で味わう、それはキノコ!山を歩いていると、美味しいキノコに出会います。ニヤッとしながら食べごろのキノコをナイフで採ります。テントを張って、寝床を整えて、いざ調理。コッヘルの中でキノコの色がだんだん変わります。ビールを飲みながらしばし待ち、煮立ったらいただきます。 舌でキノコを味わい、目で紅葉を味わい、食欲の秋は暮れていきます。

優秀賞

三宮 損得様

東京都

食欲の秋、味覚の秋は毎年札幌へ旅に出ます。昼は大通公園で開催される「札幌オータムフェスト」です。サッポロクラシック生ビールを飲みながら美味しい食べ物に舌鼓を打ちます。夜はススキノの寿司屋で新鮮な寿司を食べます。この時期は帰京すると5キロほど体重が増えますが、やはり食欲には勝てません(笑)。早くも来年の予約をしました。今から楽しみだ。

優秀賞

桜子様

東京都

秋の味覚といえば松茸。しかし、海外へ行ってまで食べたいと思うのはフルーツである。中でも、ドリアンとマンゴである。タイでは、日本の春から初夏にかけてがマンゴの旬であると知られている。しかし、9月からも2度目の旬がやってくる。そしてこの時期は、ドリアンの旬の時期でもある。もちろん日本にも輸入されているが、味がまったく違う。それは食べた者にしか分からないであろう美味しさだろうか。30数年前に初バンコク旅行の時には、まだドリアンの美味しさが理解できなかった。その後、回数を重ねるうちに大好物になってしまった。今では必ずバンコクでドリアンとマンゴ三昧が欠かせない、私の秋の味覚となっている。

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