Point 1
小坂 竜氏(こさか・りゅう)
A.N.D. クリエイティブ・ディレクター
1960年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、株式会社乃村工藝社入社。
現、商環境事業本部A.N.D.クリエイティブディレクター。
"クライアントの思いを魅力的なカタチに落とし込むこと"をモットーに数多くの飲食店をデザインする他、マンダリン オリエンタル東京のメインダイニング、新丸ビルの環境デザインなど活躍の場は多岐にわたる。
Point 2
ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場へのエントランスエリアには、大画面でリアルタイムに変化していく「デジタルアート」を展示。
作品名:空書 反転無分別と鶴 - 新千歳 White Light, 昼夜
書かれた「空書」は作品空間の中をすべて同一方向に回転しているが、「超主観空間」の特性として、視覚的には、左回転も右回転も論理的に同等となる。そのため、意識によって、書は、左回りにも、右回りにもなる。
「空書」とは、空間に書く書。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、チームラボの「超主観空間」の論理構造によって2次元化している。書は平面と立体との間を行き来する。
作品は、日々の日の出とともに明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。 夜、書は暗闇の中で白色の光となって輝き出す。
チームラボ
プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会のさまざまな分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート・サイエンス・テクノロジー・クリエイティビティの境界を曖昧にしながら活動している。
3F レセプションカウンター横に、紫舟氏の作品を展示
作品名:「夢を!JAPAN!」
夢の姿を、だれも教えてくれない。
だから苦難に直面すると諦めてしまう。
だって夢はキラキラと輝いてはいないから。
抱いた夢は、いまは手が届かないもの。
夢に向かうことは、試練をむかえいれること。
そう、夢は「困難な姿」をして近づいてくる。
だから大変なときには、
夢を叶える階段を昇る証だと思おう。
そうすれば、
慌てず、焦らず、諦めず。逃げずに立ち向える。
キラキラ光り輝くのは「夢を追うあなた」です。
紫舟(書家/アーティスト)
パリ・ルーブル美術館地下会場Carrousel du Louvreにて開催されたフランス国民美術協会(155年前にロダンらが設立)サロン展2015にて、横山大観以来の世界で1名が選出される「主賓招待アーティスト」としてメイン会場約250m²で展示。2014年同展では「北斎は立体を平面に、紫舟は平面を立体にした」と評され、日本人初・金賞をダブル受賞。
日本の伝統文化である「書」を書画・メディアアート・彫刻へと消化させながら、文字に内包される感情や理を引き出し表現するその作品は唯一無二の現代アートとなり、世界に向けて日本の文化と思想を発信している。
文科省2020年に向けた文化イベントなどの在り方検討会委員、内閣官房伊勢志摩サミット・ロゴマーク選考会審議委員、大阪芸術大学教授。