JAL Chefs' Relay～匠がつなぐ美食のバトン～

神楽坂の表通りから地蔵通りを上った場所に立つビルの3階にある懐石料理店です。木の質感を活かし、無駄なくシンプルにまとめられた店内は、清潔感にあふれつつ温かみを感じさせる空間。橋本氏のトレードマークともいえる「豆皿八寸」は、自ら産地へ出向き目利きした食材を、じっくり丁寧に仕込んだ品々が並びます。テーブルに現れる数々の料理は、素材の良さを引き出すことを第一に、余計な手を加えず、旬の素材の魅力を巧みに引き出しています。氏の産地や食材への想いに耳を傾けながら、しっかりと日本料理と向き合う上質な時間を楽しむことができるでしょう。

広尾にある後藤加寿子さんと娘のすみれさんによる隠れ家的な和食店。茶懐石の文化や考え方を基本に、素材が大切に丁寧に調理された一汁三菜を味わえるお店です。「大切にしたいことは出汁をきちんととること、旬の食材を吟味すること」。現代家庭で忘れがちなことが丁寧に表現され、もてなしの心が感じられます。店内は無垢の木材を多用し、温かな光に包まれた温もりあふれる空間。「四季の移ろいが美しい日本に暮らす喜びを感じていただきたい」との思いの込もった最上級の“ケ”の料理を楽しめます。

閑静な住宅街の中にある南仏をほうふつとさせる佇まいの一軒家レストラン。日本人の口に合うフランス料理を研究し、フランス料理に懐石料理の技法を取り入れた繊細な盛り付けと、日本らしい軽やかなソースのフランス料理を掲げる。日本各地から取り寄せた新鮮な素材をふんだんに使用し、野菜本来の味をハーブで引き立てた料理がコースで味わえます。併設するチャペルで挙式を行った後のブライダルパーティーやさまざまな記念日の利用にも最適で、特別な日の思い出に美味が感動を添えてくれます。

大使館が並ぶ東京・虎ノ門の閑静な一角に佇む、松久氏が世界展開するNOBUブランドの日本店。日本全国はもとより世界各地から取り寄せた旬の食材を用い、素材を引き立てる色とりどりのソースやドレッシングで彩る「NOBUスタイル」を確立。オーソドックスなメニューの他、「NOBUフード」と呼ばれるオリジナリティ溢れる料理が楽しめます。店内は、入り口のウェイティングバーからダイニングへと続き、寿司カウンターも設けられており、開放感あふれる店内で人数に合わせてさまざまな使い方ができます。

四川料理をベースに日本の伝統・文化・食材を巧みに取り入れたオリジナリティあふれるコース料理が楽しめるレストラン。名店が軒を連ねる南青山・日赤通り沿いにあるお店は、重厚感のあるカウンターが印象的なモダンでスタイリッシュな空間。全国各地の生産者から届く食材や豊洲市場で厳選した魚介を取り入れ、菰田氏自らがカウンターの中で腕を振るいます。完全予約制の落ち着いた雰囲気の中、素材の鮮度や火入れにこだわり、四川料理の枠を超えた独創的な料理の数々を堪能できます。

完全予約制、予約3年待ちの超人気店。日本料理をベースにしながら、店主オリジナルの多彩なアイデアが詰め込まれた創作料理の数々と、酒類を含むこだわりのドリンクの飲み放題がセットになったコースのみを提供。一品目に提供される「ウニ・オン・ザ・煮玉子」は、そのマリアージュの素晴らしさに誰もが驚くはず。お店はドラマ「孤独のグルメSeason6」の第12話にも登場。人気の秘密が垣間見ることができる。

銀座4丁目交差点近くのフランス料理店。グレーを基調に淡いトーンでまとめられた店内は、落ち着いた佇まいで、リラックスして料理を楽しめる雰囲気です。シェフ自ら日本各地の生産者の元へ足を運び、選び抜いたこだわりの食材を使用。確かな技術で素材の持ち味を引き出し、今という時代を捉えた、日本における王道のフランス料理を堪能できます。「ラフィナージュ」とは、「熟成」の意味。10年、20年先を見据え、円熟・進化の歩みを止めることのない名店です。