マイルで東北にエールを送ろうプロジェクト「旅のたより」バックナンバーのご紹介

初フライト

去年、主人の転勤で福岡へ移住してから、妊娠、今年の5月に出産しました。宮城県石巻市は東日本大震災の被害で産婦人科も減ってしまったので、里帰り出産をせず、福岡で出産しました。
息子も4ヶ月になり、首がすわった9月に宮城に帰省する際、特典航空券を利用させて頂きました。息子の初フライトはドキドキで飛行中少々泣いたりもしましたが、離着陸は泣くこともなく、ニコニコいい子にしていました。初フライトということをCAさんにお話ししたら、可愛い手作りの素敵な搭乗記念カードを頂き、感激しました。
無事に実家へ到着し、両親や祖母、友人にも息子を会わせることができ、約2週間充実した旅になりました。
※写真は96才の祖母と息子です。2人共、へび年。年の差、96才!

ゆーやまま様 福岡県 30代女性

感謝の旅

この度は、「東北にエールを送ろうプロジェクト」のマイルのプレゼントをありがとうございました。
早いもので、震災から2年半が過ぎました。時間の経過とともに、街の復興は進んでいますが、私の住んでいる福島県が、心の復興も含めて元通りに戻るにはまだまだ道のりは遠い、と感じています。小さい子供を持つ親の身としては、毎日流れるニュースや新聞の記事に、気持ちが揺れ動くこともありますが、それでもこの地に住んでいる人たちは、前を向いて進んでいこうとそれぞれが頑張っています。
皆さんからプレゼントして頂いたマイルを利用して、この夏、北海道に旅行をしてきました。春に定年退職を迎えた母が以前から行ってみたいと言っていた北海道に連れて行ってあげることができ、少しは親孝行ができたかな、と思っています。また、やんちゃ盛りの保育園児の息子を旭山動物園に連れて行くこともできました。様々な工夫をして展示されている動物たちを、楽しそうにはしゃいで見て回る息子の姿を見て、私自身、身も心もリフレッシュすることができました。
JMB会員の皆さんをはじめ、日本全国の皆さんが、東北に心を寄せてくださっていることに、励まされる思いです。
東北は今、紅葉の美しい季節を迎えています。「東北の今」を見に、どうぞ遊びにいらして下さい。お待ちしています。

ルポ様 福島県郡山市 30代女性

北海道満喫の3泊4日

いつも空を飛んでいる飛行機を見て「飛行機に乗ってどこか行きたいね」と子どもと話していたところ、このプロジェクトを知り、応募させていただきました。当選通知をみた瞬間、「飛行機に乗れるよ!!」と叫んでいました。
子どもたちと一緒に楽しめる所はどこかなと考え、真っ先に出てきたのが、旭山動物園でした。メインを旭山動物園に決め、レンタカーで富良野、小樽と観光をしたり、おいしい食べ物を食べたり・・・震災のことを忘れさせてくれるような夢のような気分でした。
子どもたちにとって初めての飛行機はドキドキ、ワクワクで緊張した表情を見せていましたが、空からのながめを楽しんだりする余裕を見せたりしていました。新千歳空港へ到着後には記念撮影もしていただきました。
富良野では、ミシュランガイド掲載の「ジンギスカン」を食べたり、旬のメロンを食べたり、ラベンダーや色とりどりの花を見て、おなかも心もいっぱいになりました。
旭山動物園、朝は雨模様のお天気でしたが、次第にお天気になり、園内をゆっくり見て回ることができました。アザラシ館では、水中トンネルを上下に行ったり来たりする姿にくぎづけになっていました。どの動物も見る人を楽しませてくれる展示の仕方に感動しました。下の子はなぜか「カバ」が好きで、カバに会うのをとても楽しみにしていて、カバのもも吉を見て離れませんでした。今でもまたカバに会いに行きたいと言っているくらいです。
小樽では人生初の人力車に乗り、小樽の歴史も学びました。人力車を引くお兄さんとのトークも楽しかったです。
札幌で宿泊したホテルのフロントのお姉さんに教えてもらった居酒屋さんは最高においしく、価格もリーズナブルで、2日連続で訪れるほどおなかは大満足でした。
普段狭い仮設で寝ているせいか、子どもたちは夜も楽しみだったようで、ベッドの上で大はしゃぎでした。今回このような旅行ができたのも、JALマイレージバンク会員の皆さま、JAL関係の皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。

ミミ様 宮城県山元町 30代女性

夢の家族旅行

この度は、貴重なマイルを頂き、ありがとうございました。3.11の約1か月後に妊娠していることが分かり、出産までに入退院などのトラブルもありましたが、2012年1月7日に娘を無事出産することができました。
震災直後の妊娠だった為、食料の不足や放射能など心配事は沢山ありましたが、無事に出産できて本当に安心しました。
海外旅行が大好きな私達ですが、震災後は余震で不安な日々、そしてさらに妊娠出産と国内旅行ですら全く行けない状況でした。震災後は、我が家の経済状況もよくなかったので、海外旅行はしばらく無理かと諦めかけていたその時、今回のプロジェクトの当選お知らせが届きました。家族みんなで大喜びでした。まさか当選するとは思っていなかったので、まるで夢のようでした。
家族で話し合った結果、行き先は新婚旅行で訪れた思い出の地、アメリカ、ロサンゼルスとラスベガスへ。9月末から4泊6日、家族3人で行ってまいりました。レンタカーを借りて、ロスからラスベガスまでのロングドライブ、眠らない街・ラスベガスの夜の散歩、ロスのステキなビーチ・・・思い出が沢山できました。
娘も1歳8か月での旅行でしたので、走り回って、動物園や水族館を楽しんでいました。
とても良い時期にマイルのプレゼントを頂いたおかげで、とても満喫できる旅行となりました。
JAL関係者の皆さま、JMB会員の皆さま、ステキなプレゼント、ありがとうございました!!

世界のマルコ様 宮城県 30代女性

憧れの北の大地へ

はじめに、このたびの「マイルで東北にエールを送ろうプロジェクト」にご協力くださったJALマイレージバンク会員のみなさま、ならびに、同プロジェクトを企画してくださったJALグループのみなさまに、この場を借りてお礼申し上げます。
妻と私は、宮城県塩竈市という港町で家業を営んでおりますが、このたびの東日本大震災では、会社の建物が3mを超える津波の被害を受けました。幸いにも命は助かりましたが、家業の被害は甚大で、2年半経過した現在も復旧の途中となっています。
そんなさなか、息子がこのたびのプロジェクトが企画されていることを知り、震災で被害を受けた私たちのために応募してくれました。家族経営の会社ですので、震災前から旅行にはほとんど出かけたことがなく、たまに出かけたとしても日帰り旅行でした。まして、このたびの震災があってからは、日帰り旅行にも出かけることができないでおりました。
震災復旧に明け暮れていたそんなある日、1通の郵便物が届きました。それは、今回のプロジェクトの当選通知でした。私と妻は言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
暗く沈んでいた震災の気持ちを少しでも忘れることができればと、旅行先には「北の大地」である北海道を選びました。北海道の壮大な自然に触れ、おいしいたべものを食べているうちに、これまでのつらい気持ちや苦労がやわらぎました。震災後は大好きな野球観戦から足が遠のいておりましたが、今回の旅行中に札幌ドームで楽天戦があるとのことでしたので、久しぶりに観戦に行ってきました。選手達の一生懸命なプレーを見るうちに、妻も私もいつの間にか応援に熱が入り、震災のことを観戦中は忘れることができました。
このたびの企画により本当に夢のような時間を経験させていただきました。ご協力くださったすべてのみなさまに、あらためてお礼申し上げます。これからも震災復旧の日々が続きますが、今回の経験を励みに頑張って行きたいと思います。

じぇじぇじぇじいさん様 宮城県塩竈市 60代男性

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