マイルで東北にエールを送ろうプロジェクト「旅のたより」バックナンバーのご紹介

孫よ早く良くなってくれ!!そして釧路のオバちゃんに会いに行こう!

3・11の「東日本大震災」は未曽有の災難であり、無常な出来事の連続でありました。
その苦悶の中で、皆様から物心両面の暖かいご支援が本当に有難く、諦めずに前を向き、生きていく勇気を戴きました。
そしてJALの「東北にエールを送ろうプロジェクト」に応募したところ見事当選し、10万マイルを戴きました。

このマイルで6月末に、釧路に行き家内の妹の1周忌法要に参列する事が出来ました。
義妹は、自分が不治の病の中にいるにもかかわらず、3・11で被災した私達のことを案じ、「仙台の姉ちゃんと兄さんに会いたい!!」と口走りながら黄泉の国へ旅立ちました。
彼女が生前、可愛がってくれた私達の孫娘が同行出来なかったのが心残りですが、家内と私は妹の骨箱をしっかりと抱き締めてあげる事が出来ました。

当選したマイルが残っていますので、次回は今まで1度も行ったことのない「彼の地」に家内と2人きりで、生かされた命の洗濯にでも行こうか…、と考えている昨今です。
マイルを有難うございました。

孫がいのちのジジイ 様 宮城県仙台市 70代男性

Thanks From Japan 全速力 Do My Best!〜 JMB会員ならびにJALの皆様への御礼 〜

私は妻と娘2人の4人家族でしたが、震災で妻と3歳の次女を亡くし、当時10歳の長女と2人になりました。
連日の復旧作業で震災から2か月後に肩の腱を切ってしまい、手術を余儀なくされました。
悔しくて病院のベッドで泣きました。

その病院にはハワイから送られた寄せ書きが飾ってありました。
でっかい日の丸に応援のメッセージがびっしり書かれていたのです。
残された娘には、日本中から世界中から応援が届きます。
頂くばかりで私はありがとうすら伝えられない、利き腕が動かない、自問自答する毎日でした。
自分に出来ることといえばセーリングしかない、そう気付いた私は悩んだ末、ヨットで太平洋を横断し「ありがとう」を伝えることを決意しました。

2年に1回開催されるトランスパック2013(ロサンゼルス〜ホノルル 4,000km)に今年の7月に挑戦し、今回皆様のご厚意でゴールの地、ホノルルに娘と私の父を招待して頂きました。

ホノルルには、私のお仲人のご夫妻もかけつけてくださり、一緒にレースに挑戦したトランスパック2013クルーとその家族と共に忘れられない1週間を過ごさせて頂きました。

ヨットの船体・ユニフォームには日本航空の鶴のマーク、JMB会員の皆様の暖かい思いを乗せ、トランスパック2013を完走し、日本人初となるクラス優勝・49フィート以下最速タイム賞・ナビゲータ賞の3つを受賞し、「ありがとう」を伝える我々のキャンペーンはハワイのニュースでも報道されました。テレビをみた娘はびっくりしておりました。

JMB会員の皆様、JALの皆様へ心から御礼を申し上げます。

TEN QUARTER 様 宮城県仙台市若林区 40代男性

旅色 〜心からありがとう〜

【マイルで東北にエールを送ろう】キャンペーンをJALのホームページで知り応募しました。
普段から買い物はJALカードを利用してマイルを貯めていたため、 今回頂いた10万マイルを加算しオーストラリア・シドニーに5泊8日(機内泊2日)の旅行に利用させていただきました。
シドニーでは、動物園、スリーシスターズ、シドニータワー、オペラハウス等の観光名所巡りをしました。
なかでもオリンピックパーク付近の埠頭からサーキュラー・キー埠頭までのクルーズはすばらしいものでした。
雲ひとつない空と川に夕日が照らし、絵に描いたような風景でした。
街中で観光ガイドをしている在シドニーの韓国人女性と話す機会がありました。
彼女は東日本大震災の募金をしてくださったそうです。
今回の【マイルで東北にエールを送ろう】キャンペーンのことを話したところ、皆が応援しているよ!と声をかけてくださいました。
本当にありがたかったです。
震災発生時のことを思い出すとつらいこともまだあります。
しかし、南半球でもこうして応援してくださっている方に出会えたことに感謝します。
そしてなによりマイレージを寄付してくださった方々、キャンペーンを企画してくださったJALの方々に感謝します。
ありがとうございました。

ロンダオ 様 埼玉県 40代女性

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