「東北にエールを送ろう」プロジェクトを企画して下さった方々、それに賛同してマイルを寄付して下さった方々に心から御礼申し上げます。
3.11の東日本大震災では、私たちの住んでいる宮城県に多くの被害をもたらしました。
ここ石巻市も漁業が盛んな港町ゆえに、犠牲になった方々が多く、信じられないような惨状を目の当たりにしました。
ライフラインが止まり、不自由な生活が続く中でしたが、自衛隊をはじめ全国から寄せられる支援に感謝しながら今日を生きるのが精一杯でした。
そんな中に、「東北にエールを送ろう」の記事をみつけました。
仕事も失ったし、家も直さなければならないしと、マイナスのことばかり考えてしまう自分が嫌で、前へ進むために、まず応募してみようと思いました。
忘れたころに当選のお知らせ・・・パッと目の前が明るくなったのを覚えています。真っ先に、震災のため海外留学をあきらめていた子どもに声をかけました。
迷わず、行き先はヨーロッパへ。
相談にのっていただいたJAL(JMB)の方々、そしてコンダクターのM様のおかげで楽しい旅行ができました。
「歴史、語学をはじめ、色んなことを勉強して、復興のために動ける人になる。」と言いました。
あの大震災を経験して得たものは世代ごとに違うのでしょうが、若い世代は、10年後、20年後の石巻をきっとすばらしくよみがえらせてくれることでしょう。
このプロジェクトに応募し、参加して、本当によかったと思います。本当にありがとうございました。
E.S 様 宮城県石巻市 50代女性