広大な九州の玄関口となる北九州エリア。古くから九州と本州を結ぶ交通の要所として、また大陸との貿易交流の拠点として栄え、その歴史を多くの史跡や古墳から辿ることができます。空からは北九州空港、陸路では本州とつながる関門橋と、空・陸・海のいずれでもアクセス抜群。なかでも関門橋を擁する門司港は、明治以降に神戸・横浜と並ぶ日本三大港のひとつに数えられた国際貿易港で、今日ではエキゾチックな建物が並ぶ観光スポット「門司港レトロ」として注目を集めています。
ほかにも源平の「壇ノ浦合戦」の舞台となった関門海峡や城下町が広がる小倉、新日本三大夜景に選定された皿倉山など、歴史や景観にあふれる見どころがたくさん。そんな自然と文化の息づかいが残る北九州を訪ねる旅へ、地元出身のJAL乗務員がご案内します。
九州の最北端にある北九州市は歴史的建造物が残り、豊富な海の幸と見晴らしのいい山に囲まれて大自然に恵まれています。新日本三大夜景に選定された皿倉山の標高622メートルからの眺望は素晴らしいの一語につきます。フレンドリーな人々で賑わい活気溢れる旦過市場はどこか懐かしく、大正ロマンを感じさせる門司港などちょっと異空間を漂わせさまざまな顔を持つ場所であることをこの旅を通じて再発見しました。お越しの際にはリーズナブルで新鮮な海の幸と大自然を感じてください!
2月10日に市制50周年を迎え約1年間に渡りさまざまな催しが予定されています。ぜひ足を運び楽しみ多き北九州を堪能して頂ければと思います。