世界遺産に登録された白神山地や百名山の鳥海山、日本一の深さを誇るコバルトブルーの田沢湖、そして武家屋敷が残るみちのくの小京都・角館など、広大な面積の中に見どころが尽きない秋田県。今回は、日本海側に飛び出た男鹿半島をメインにひと巡りしてみました。なまはげ伝説で有名な男鹿半島は、秋田を代表する魚「ハタハタ」の一大産地であり、ハタハタを使った伝統の味「しょっつる」の名産地としても知られています。秋田の郷土文化を体感するには、まさに男鹿はうってつけの地。
秋田空港を擁する秋田市から約70kmとほどよい距離で、秋田市の街散策とセットで楽しめるのも魅力です。男鹿でハタハタ、秋田市内で名物の稲庭うどんや新鮮な魚介類を堪能するグルメ巡りも見逃せません。そんな男鹿〜秋田市内の魅力を、地元出身の客室乗務員がご案内。独特の文化が息づく秋田の魅力をたっぷりお届けします。
今回の秋田を巡る旅は、雪が本格的に降り始める前の秋田の名所を訪れる2日間でした。秋田出身の私も体験したことのない伝統行事や、”しょっつる”の由来や製造工程を見ることができ、貴重な経験となりました。
また、地元の人しか知らない穴場のカフェでは、お客さまの雰囲気やイメージに合わせてカップを選んでいただけるという楽しさがあり、コーヒをより一層おいしく味わうことができました。
今回の旅を通して、秋田の人々の温かさや人の良さを感じることができ、ますます秋田が大好きになりました。
これから秋田は雪に覆われ寒い時期となりますが、秋田の人々の心の温かさは変わらず皆さまをお待ちしております。
ぜひ一度足を運んでいただけたらと思います。