対象出発期間:~2026年3月30日
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世界農業遺産(GIAHS)とは、
社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた
独自性のある伝統的な農林水産業とそれに密接に関わって育まれた文化、
ランドスケープおよびシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった
世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、
国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されます。
(※カッコ内は認定年月)
和歌山県
Minabe-Tanabe region
みなべ・田辺の梅システム
養分に乏しい斜面の梅林周辺に薪炭林を残すことで、水源涵養や崩落を防ぎ、薪炭林を活用した紀州備長炭の生産と、ミツバチを受粉に利用した梅栽培を行っている。
南部梅林
梅の開花時期の1月下旬から3月上旬にかけて、「一目百万、香り十里。」南部梅林が開園し、たくさんの観光客が訪れています。
うめ振興館
みなべ町の歴史や農林水産省の統計によると日本一の生産量を誇る梅の産地ブランド「南高梅」や梅栽培に適した地域の資料などを展示しています。
紀州備長炭振興館
紀州備長炭について展示している資料館で、紀州備長炭の特徴や炭琴などを展示しています。
写真全て 提供元:みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会
徳島県
nishiawa region
にし阿波の地形を生かし培われた技と知恵
にし阿波地域の山間部に点在している集落は、いずれも急峻な傾斜地に位置し、場所によっては斜度40度にも及びます。この傾斜地を段々畑のような平らな面に造成するのではなく、傾斜地のまま農耕を行ってきました。これにより培われた独自の技と知恵によって、景観や食文化、生態系、農耕にまつわる伝統行事等が守られ、400年以上にわたり継承されています。
そばの花咲く観光農園
そばの花が咲く時期にのみ一般開放される傾斜畑。にし阿波地域内の畑で最大の傾斜となっており、斜度は40度。畑一面の白いそばの花を一望できる場所となっています。
落合集落展望所
落合集落は平家の落人伝説等を残す祖谷地域集落の一つ。歴史的な建造物を残しており、高低差が約390mある山の斜面に沿うように広がっている集落である。そんな落合集落を一望できる展望所となっています。
そば米雑炊
徳島県の郷土料理の一つ。そばの実を粉にせず、そば米として粒のまま使用し、他の具材と煮込んだ雑炊である。そば単体でも栄養が豊富であり、野菜や肉と加えているため栄養バランスのとれた一品となっています。
熊本県
Aso region
阿蘇の草原の維持と持続的農業
阿蘇の広大な草原は、野焼き、放牧・採草という農業上の利用により千年もの長い間維持されてきたもので、この営みを通じて地域固有の文化、生物多様性、景観が形成され、今も多様で豊かな資源が守られている。
草千里ヶ浜
千年以上にわたり、守られてきた「阿蘇の草原」が一望できるスポット。季節ごとに表情を変える最高のロケーションが楽しめます。
阿蘇神社
2500余年の歴史を持ち、国重要文化財に指定される神社。平成28年の熊本地震により甚大な被害を受けましたが、令和5年に復旧・再建しました。
あか牛丼
阿蘇の雄大な自然の中で育ったあか牛を手軽に楽しめる一品。余分な脂肪がない適度な霜降りとうまみのある赤身が特徴です。
宮崎県
Takachihogo-Shiibayama region
高千穂郷・椎葉山の山間地農林業複合システム
人々は、森林から食料や木材を得ながら、森林が生み出す水や養分を利用して多彩な農業を営んできた。そこには、先人達の知恵と努力が残した保全管理の技術があり、営みによって生まれた五穀豊穣を願う祭事文化、固有の生物多様性が今も息づく。
神楽
高千穂郷・椎葉山地域には、およそ90もの神楽保存会が存在し、八百万の神々への感謝と五穀豊穣を願う神楽が、今もなお地域の至る所で奉納されています。
棚田
山林が全体の約92%を占める高千穂郷・椎葉山地域。そこには、先人たちの手によって切り拓かれた美しい棚田が広がり、見応えのある風景を描き出しています。
釜炒り茶
高千穂郷・椎葉山地域の釜炒り茶は、伝統的な製法で釜で炒ることで、香ばしくまろやかな風味が特徴です。
標高の高い山間地の気候と清らかな水が、茶の香りと味わいを一層引き立てています。
大分県
Kunisaki Peninsula Usa region
国東半島宇佐地域のしいたけ栽培と農業
しいたけ栽培のほだ木に利用するクヌギは、約15年のサイクルで伐採・萌芽・再生を繰り返し、クヌギ林が維持されます。クヌギ林は雨水を蓄え、そこから有機物を含んだ湧水をいくつものため池に溜めて、農業に利用します。
出典:国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会
田染荘(たしぶのしょう)
国東半島宇佐地域世界農業遺産のシンボルスポットの1つ。平安時代に宇佐神宮の荘園として発展し、今もほぼ当時の姿のまま利用されています。
出典:大分県観光情報公式サイト おおいた風景写真集
宇佐神宮
全国に4万以上ある八幡社の総本宮。国東半島の六郷満山文化は宇佐神宮を中心に栄えました。令和7年は御鎮座1300年を迎え、各種記念行事等が予定されています。
出典:国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会
原木しいたけ
国東半島宇佐地域では、クヌギを使用した伝統的な原木しいたけ栽培が行われています。再生するクヌギの特性や循環型農業を学びながら収穫体験もできます。
ご予約いただける人数は、大人、子供、小児、あわせて6名様までです(同伴幼児は除く)。