毎晩、客室に届く新聞で、翌日の船内の予定がぎっしり。レストランの営業時間やドレスコード、ショーの時間、各種のイベントの案内、特別プログラムなど、船内新聞を眺めながら翌日の予定を決めるのも楽しいもの。またリラクゼーションの特別メニューや、限定のお得な情報などもあるので、毎晩チェックを欠かさずに。基本的には、船内新聞は英語表記になりますが、コースによっては日本語の船内新聞の用意があることも。
食事の前後に開催される、シアターでのショーは、本格的で見ごたえ十分!また日本では、なかなか経験できない、カジノやビンゴ、オークションなどを、のぞいてみるのも面白いですね。(カジノは18歳未満入場禁止)
他にも、吹き抜けになったロビーやプールサイドなどでは、時間ごとに音楽の生演奏や手品など様々なイベントが開催されるので、船内新聞でチェックしましょう。基本的には、各イベントは英語で実施されますが、アジア地区のクルーズなどでは、言葉がわからなくても観て楽しめるプログラムを充実させているとか。
船内は子どもの為のアクティビティが充実しています。まずは、キッズプログラム。3歳から14歳まで年齢別で4つのコースがあり、専門のスタッフと一緒にアイスクリームパーティーや、Tシャツの塗り絵などアクティビティを楽しみます。様々な国の子ども達と触れ合うことは、子どもにとって貴重な経験になるはず。また、キッズプログラムに参加中は、両親もゆっくりとリフレッシュできるのもいいですね。
広い船内は歩くだけでも探検気分が味わえ、子どもの冒険心をくすぐりますし、子ども用のプールや、ロッククライミングなども人気です。疲れたら部屋で休みつつ楽しめるのも大きなポイント。子ども用の船内新聞もあるので、それを参考に年齢にあった過ごし方を計画するといいですね。
また、24時間食事ができ、ビュッフェレストランでは、種類や量なども調整して食べられるなど、食事面でも子ども連れにうれしいことが沢山あります。また、メインレストランには、子ども用のメニューも用意されていて、家族でコースディナーを楽しむ姿も多く見かけました。
大人も子どもも一緒に、そして時に別々に楽しめるクルーズは、家族旅行に最適です。
クルーズ中、必ずチェックしたいのが毎晩配られる船内新聞。ここには翌日の各施設の営業時間、ショーやプログラムの案内、夕方以降のドレスコードなど、クルーズライフに欠かせない情報が詰まっています。目を通していると、明日はリラクゼーションで、特別価格のプログラムがあるようです。早速予約をしてベッドへ。さあ、クルーズでの一日を朝から紹介しましょう。
朝、目覚めたらTシャツに着替えフィットネスルームへ。船の先端に位置し、180度海を見渡せるフィットネスルームは、早朝というのに汗を流す人々で賑わいます。ランニングマシーンも、海に向って走るように配置されて気持ちよさそう! 日ごろ運動不足の私は30分のストレッチのプログラムを受講し、体がほぐれたら甲板へ。朝の澄んだ空気を感じながら散歩をしていると、双眼鏡を熱心に覗いている人が。聞けば「イルカ」が見えるのだとか。確かに遠くで何かが動いているような・・・・・・?
船を1周してみると、改めてその規模にびっくり。甲板にロッククライミングがあったり、誰もこないような静かな穴場スポットも発見。ここで本でも読んだら気持ちいいだろうなあと思いつつ、朝の清掃をしているスタッフと「Good Morning!」と挨拶を交わし、ひとまず部屋へ。
友人を起こして、一緒に朝食へ。ビュッフェのメニューは日替わりで、各料理には日本語でメニューが併記されています。海外だと、妥協してオーダーしてしまうことも多いけれど、これなら失敗なく好きなものが食べられるし、どれも体と心が元気になる美味しさ。私は、中がモチモチと弾力のあるパンが気に入り、クルーズの朝食に欠かせない一品に。うーん、大満足……でも、今日も朝から食べ過ぎかも。
午前中は友人とプールサイドのデッキチェアでゆっくり過ごすことに。明るい日差しが降り注ぐプールサイドでは、生バンドの演奏があり、その横では曲にあわせてダンスが始まり・・・・と賑やか。他にも、カービングのショーや料理教室などのイベントが開催され、見ているほうも休む暇がないほど。
昼食をとったら、リラクゼーションの予約時間まで友人とは別行動をすることに。私は朝みつけた、静かな場所にあるデッキチェアで、ひとりで読書タイム。先ほどの賑やかさが嘘のように、ここでは波の音と、鳥の声だけが聞こえ癒されます。
時間になり、リラクゼーションルームへ。たどたどしい英語と身振りで症状を伝え、施術開始。カーテンの隙間から時折、青い海がちらっと覗くのも、クルーズならでは。心身ともにリフレッシュをしたら、ルームサービスを頼み、部屋で優雅なお茶の時間を楽しみます。
夕方になり、シャワーを浴びて、新しいドレスに袖を通します。今日はフォーマルナイト、ちょっと豪華なアクセサリーでアクセントを添え準備完了。シアターで本格的なミュージカルを鑑賞し、続いてメインダイニングへ向かいます。今晩はイタリアンのコースディナーということで、シーザーサラダ、前菜にロブスタースープ、メインはえびのフリッターをチョイスし、最後はティラミスとコーヒーという内容に。これがクルーズ代金に含まれているとは・・・・信じられません。
食後はバーへ。日常の他愛ないことから、明日の予定まで、グラスを傾けながら話しているうちに、いつの間にか日付はかわり、一日の幕を閉じました。
いかがですか?これは、クルーズの過ごし方のほんの一例。選択は幾通りもありますので、好みの滞在スタイルがきっと見つかります。