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JALふるさと納税で、宿泊観光客を誘致。
観光業の活性化と地域の持続的な経済発展に期待- 和歌山県白浜町 さま
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JALふるさと納税の返礼品として「JALダイナミックパッケージ」と「旅先納税®」※を導入したことで、空路の利便性を活かした関東からの宿泊観光客の誘致を実現。返礼品を通じて地域の魅力発信にも貢献。
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- 高速道路の延伸により日帰りの観光客が増加した一方で、宿泊客が減少していた。
- 京都・大阪・神戸からの観光客に依存しており、関東からの観光客誘致が不足していた。
- 空港アクセスの強みを十分に活用できていなかった。
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- 返礼品として、航空券と宿泊券がセットになった「JALダイナミックパッケージ」で使えるクーポンの配布を提案。
- 現地の宿泊施設や飲食店などで使えるデジタル商品券を発行する「旅先納税®」を活用し、日帰り観光客から宿泊客への転換を提案。
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- 「旅先納税®」サービスで寄附者の利便性が向上し、観光業が活性化。
- 関東からの宿泊客が増加し、白浜町への寄附額が増加。
和歌山県白浜町 総務課企画政策係 係長 鳴尾 豪さまに伺います。
どのような課題、背景がありましたか?
紀伊半島は、高速道路の延伸により繁忙期の渋滞が大幅に解消された一方で、道路インフラが整うにつれて、京都・大阪・神戸から日帰りで白浜町を訪れるお客さまが多くなりました。白浜町は空港から中心地へのアクセスが良好であるため、それを活かした関東からの宿泊を伴う観光促進が必要とされていました。
導入に至ったきっかけを教えてください。
白浜町が2023年に地域の経済活性化を目指し、新たな観光誘致の手段としてJALふるさと納税を導入したきっかけは、信頼性の高さもさることながら、白浜と羽田がJAL便(毎日3便運航)によりつながっているからです。特に、JALが展開する「JALダイナミックパッケージ」のクーポンや、即座に電子商品券がもらえる「旅先納税®」といった新しい返礼品形態が、地域の魅力をより効果的に伝えられると考えました。
JALふるさと納税導入で、どのような効果がありましたか?
JALふるさと納税を導入したことで、白浜町への寄附額が増加しました。特に2024年に、「JALダイナミックパッケージ」の旅行クーポンが返礼品として導入され、その人気が徐々に高まっています。また、JALの「旅先納税®」サービス開始に伴い、寄附者が即座に電子商品券を受け取れる仕組みが導入され、利便性が向上しました。これにより、観光業の活性化だけでなく、地域経済の持続可能な発展が期待されています。
今後の展望を教えてください。
今後は、さらに多様な返礼品の充実を図り、観光促進における付加価値を高めていきたいと考えています。また、JALとの連携を強化し、より多くの観光客や寄附者を白浜町に誘致する施策を拡充していきたいと考えています。地域の持続的な経済発展を目指し、広域的なプロモーションや新たな取り組みを積極的に展開していく方針です。

この事例で導入しているサービス

担当からのコメント
JALふるさと納税にご加入いただくことで、自治体の魅力を全国に発信し、より多くの寄附者を獲得するチャンスが広がります。JALのブランド力を活かし、ふるさと納税の認知度向上に貢献しながら、自治体の特産品や観光資源を効果的にPRできます。特に、JALふるさと納税は平均寄附単価が8万7千円※と高く、質の高い寄附者層を引き寄せられる点が大きな強みです。また、旅行や体験に感度が高い寄附者が多いため、地域への人流創出にもつながります。
※2023年実績