コンテナ内部にサーモスタットとバッテリーが組み込まれているHeat & Coolタイプのコンテナ。
地上施設で充電し、輸送中はバッテリーに蓄電された電力で厳格なコントロールのもとにコンテナ庫内の温度定温を維持します。
ドライアイスから発生する冷気を、乾電池の電力によるファンの駆動を利用しコンテナ庫内に行き渡らせます。
充電タイプにはない冷凍温度帯での輸送が可能であることも強みです。
電力や外部からのエネルギー供給なしに内部の温度を一定に保つように設計された輸送用器材です。
主に、医薬品、バイオ医薬品、温度に敏感なその他の製品の輸送に使用されます。
JALオリジナルコンテナ(CC5)はこのタイプです!
潜熱蓄熱材の"融解/凝固作用"による"熱の吸収/放出の作用"を利用し、コンテナ庫内を定温に保つ非電源式の器材。
電力を使用しないため、蓄熱材の効果が続く限り故障の心配がありません。
断熱材、蓄熱材、相変化材料(PCM)などを用いて、内容物を一定の温度範囲に保ちます。アクティブコンテナに比べて、輸送のコストや環境負荷がかからないとされるのが特徴です。