車両に係るIATAカーゴIMPコードの変更について

平素よりJALCARGOをご利用いただき、ありがとうございます。

2026年1月1日発効のIATA危険物規則書(DGR)第67版において一部の危険物規則が変更されます。それら変更点のうち、車両に係るIATAカーゴIMPコードの変更は2026年1月1日から移行期間なく発効となります。詳細につきましては以下をご参照ください。

今後とも安全な航空危険物輸送に向けてご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

1. 車両に係るIATAカーゴIMPコードの変更

以下のとおり、車両の動力源に応じてIMPコードが新しく割り振られます。

新コード 旧コード コードの意味 対象となる正式輸送品目名、分類、UN番号
RVB RMDまたはRLI 電池で駆動する乗り物 ・リチウムイオンで駆動する乗り物(第9分類,UN3556)で包装基準952に従い輸送されるもの。
RMDまたはRLM ・リチウム金属電池で駆動する乗り物(第9分類,UN3557)で包装基準952に従い輸送されるもの。
RMDまたはRLI ・ナトリウムイオン電池で駆動する乗り物(第9分類,UN3558)で包装基準952に従い輸送されるもの。
RVF RMD 引火性ガスまたは引火性液体で駆動する乗り物 ・引火性ガスを燃料として駆動する乗り物(第9分類,UN3166)で包装基準951に従い輸送されるもの。燃料電池で駆動するものを含む。(CAO)
・引火性液体を燃料として駆動する乗り物(第9分類,UN3166)で包装基準950に従い輸送されるもの。燃料電池で駆動するものを含む。(主にガソリンや軽油を燃料として駆動する乗り物を想定)
RVH RMD ハイブリッドな動力源で駆動する乗り物 ・引火性ガスを燃料として駆動するハイブリッドの乗り物(第9分類,UN3166)で包装基準951に従い輸送されるもの。(CAO)
・引火性液体を燃料として駆動するハイブリッドの乗り物(第9分類,UN3166)で包装基準950に従い輸送されるもの。
RVO RMD その他の動力源を使用する乗り物 ・電池で駆動する乗り物(第9分類,UN3171)で包装基準952に従い輸送されるもの。(動力源は、例えば湿式電池、金属ナトリウム電池、またはナトリウム合金電池などとなる。)

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発効日:2026年1月1日(移行期間なし)

 

2026年1月1日以降に車両を輸送される際には、新しいIATAカーゴIMPコードでのご対応をよろしくお願いいたします。

 

本案内に関するお問い合わせは、以下メールアドレスまでお願いいたします。

webmastercargo@jal.com

2025年11月5日

日本航空株式会社