2016年8月9日(火)〜8月16日(火)
集まったマイルを次世代選手の強化合宿および海外遠征事業に有意義に活用させていただきました。
皆さまのご支援ありがとうございました。
8月9日(火)~8月16日(火)に、ドイツのキールにてレーザーU-21世界選手権大会が開催されました。日本から男子は樋口碧選手(神奈川県セーリング連盟)と女子は小屋英美里選手(Y.M.F.S.ジュニアヨットスクール葉山)の2名が出場しました。
今大会のハーバーは、1972年ミュンヘンオリンピックでセーリング会場となった場所でもあり、歴史ある場所で若きセーラー達の非常にハイレベルな戦いを見ることができました。
[レーザースタンダード(男子)]
ストイックに練習に励む実力者の樋口選手は、全10レースを消化した今大会も素晴らしい走りを見せてくれました。気温差も大きく天候も変化しやすいキールの海で、第2レースは2位フィニッシュ、そして第6レースではトップフィニッシュを飾るなど安定した走りで世界の強豪選手たちにも負けないレース展開を繰り広げました。総合結果は144艇中27位と見事な好成績を収め、今後の活躍も非常に期待されます。
[レーザーラジアル(女子)]
2016年5月に開催された「JOCジュニアオリンピックカップ兼2016 / JSAFジュニア・ユースセーリングチャンピオンシップ2016」において今大会の出場権を得た小屋選手は、ハイレベルな世界の洗礼を受けつつも全10レースを消化し総合49位で大会を終えました。今大会のなかでも第3レースは最も風が吹き荒れましたが、小屋選手はリタイアせずに完走したことを評価され表彰されました。最後まで走り抜けるその力と、世界のレベルを感じることができた経験が小屋選手を一層成長させることと思います。
若きセーラー達はこのように国内外問わず貴重な経験を積み、さらなる高みを目指すべく今日も練習に励んでおります。多くの日本人セーラーが世界へ羽ばたけるよう、引き続き皆さまの温かいご支援・ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
大会・遠征名 | スケジュール | 開催地 |
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レーザー男子世界選手権 | 2021年11月3日~11月10日 | スペイン・バルセロナ |
2021 ILCA Radial World Championship | 2021年11月29日~12月6日 | オマーン |
2021 Youth Sailing World | 2021年12月11日~12月17日 | オマーン・ムッサナー |