NEW2019.9.2-9近代五種
2019近代五種世界選手権大会がハンガリーで開催。島津玲奈選手、山中詩乃選手が決勝進出!
2019年4月30日(火)~5月5日(日)
集まったマイルを選手強化費に使用させていただきました。
皆さまのご支援ありがとうございました。
2019年4月30日(火)~5月5日(日)、ハンガリー・セーケシュフェへールバールで「2019近代五種ワールドカップ第3戦」が開催されました。日本からは男子3選手、女子2選手が出場し、朝長なつ美選手(警視庁)が決勝に進出したほか、ミックスリレーでは朝長選手と岩元勝平選手(自衛隊体育学校)のペアが12位という成績を収めました。
近代五種は水泳、フェンシング、馬術の合計得点上位からレーザーラン(射撃、ランニング)を行い、最終的にゴールした順番で順位が確定する複合競技で、その過酷さから「キング・オブ・スポーツ」とも呼ばれています。
女子
予選C組には朝長選手と髙橋瑠佳選手(自衛隊体育学校)が出場しました。朝長選手はフェンシング、水泳で11位をキープ。最後のレーザーランでは4位に浮上し、総合8位(1026点)で予選を通過しました。一方、髙橋選手は水泳で5位と好位置につけたものの、フェンシングとレーザーランでのミスが響き、総合24位(905点)で残念ながら予選通過はなりませんでした。
決勝での朝長選手は連戦の疲れもあってか全体的にスコアが伸びず、総合25位(1284点)と悔しい結果となりましたが、W杯3戦すべて決勝進出していることについて「自信につながった」と手応えを感じている様子でした。
男子
予選A組には嶋野光選手(自衛隊体育学校)と小野友行選手(警視庁)、B組に岩元勝平選手がエントリー。嶋野選手は22位(1104点)、小野選手が24位(1096点)、岩本選手が31位(1028点)でいずれも決勝進出はなりませんでしたが、次戦への課題が明確になり、実りある一戦となりました。
ミックスリレー
大会最終日に行われたミックスリレーには、朝長なつ美選手と岩元勝平選手のペアで出場。雨と風が吹く悪天候のなか、馬術では全体の4位と好位置につけましたが、レーザーランで11位と順位を落とし、総合12位(1361点)と惜しくも入賞を逃しました。朝長選手は「射撃で大幅に遅れてしまった。気持ちのコントロールなどの経験にもなり、岩元さんと補い合いながら出来たところは良かった」と冷静に試合を振り返りました。また、岩元選手は「悪いコンディションのなかでも世界の選手は動じず力を発揮しているところを見習い、自分もレベルアップをしたい」と、一層の成長を誓っていました。
シーズン3戦目を終え、それぞれの選手が手応えと課題を得ることができました。世界の舞台での実戦経験を積み、6月に東京で開かれるファイナルに向けて、選手たちは一歩一歩確実にさらなる飛躍を目指してまいりますので、引き続き熱いご支援・ご声援をお願い申し上げます。
2019近代五種ワールドカップ第3戦ハンガリー大会 最終結果
〔男子〕
〔女子〕
〔ミックスリレー〕
大会・遠征名 | スケジュール | 開催地 |
---|---|---|
イギリス トレーニングキャンプ | 2019年4月1日〜8日 | イギリス・ミルフィーユドスクール |
ワールドカップ第2戦 | 2019年4月8日〜16日 | ブルガリア・ソフィア |
ワールドカップ第3戦 | 2019年4月30日〜5月8日 | ハンガリー・セーケシュフェヘールヴァール |
ワールドカップ第4戦 | 2019年5月19日〜28日 | チェコ・グラドノ |
ワールドカップ ファイナル | 2019年6月27日〜30日 | 日本・東京 |
ジュニア世界選手権 | 2019年7月4日〜16日 | ブルガリア・ソフィア |
U19・U17世界選手権 | 2019年7月15日〜28日 | ブルガリア・ソフィア |
シニア世界選手権 | 2019年8月30日〜9月11日 | ハンガリー・ブタペスト |
全日本選手権 | 2019年12月11日〜13日 | 日本 |