2018年7月7日(土)、8日(日)

パラ陸上

「2018ジャパンパラ陸上競技大会」が群馬県で開催。
海外招待選手も参戦し、「世界」を体感する2日間となりました。

集まったマイルを大会運営費に使用させていただきました。
引き続き、ご支援よろしくお願いいたします!

2018年7月7日(土)、8日(日)、群馬県前橋市の正田醤油スタジアム群馬(県立敷島公園陸上競技場)にて、「2018ジャパンパラ陸上競技大会」が開催されました。群馬県でのジャパンパラ競技大会は初開催であり、また今回は海外からトップアスリートが参戦するとあって、開催前から高い関心を集めました。日本勢も大いに健闘し、アジア新記録や大会新記録が数多く更新されるなど、大きな感動と興奮に包まれた大会となりました。

今大会のために来日した世界のトップアスリートは、T64クラス走り幅跳びの世界記録保持者マルクス・レーム選手(ドイツ)をはじめ、T63クラス走り幅跳びで日本の第一人者・山本篤選手のライバルであるヘンリッチ・ポポフ選手(ドイツ)とダニエル・ヨルゲンセン選手(デンマーク)、女子のT63クラス100mと走り幅跳びで世界ランキング1位のマルティナ・カイローニ選手(イタリア)、投てき種目で圧倒的な強さを誇るマウリシオ・バレンシア選手(F34)、T38クラス100mと400mに出場するディクソン・ホッケル選手(ともにコロンビア)ら。

競技は各種目とも記録ラッシュとなりました。砲丸投げでは、石黒雄介選手(F41/関東県パラ陸協)が自身の持つ日本記録タイの7m05をマークして優勝。70歳のレジェンド・大井利江選手(F53/北海道・東北パラ陸協)は6m92と、わずか1週間前の関東パラ陸上選手権で自身が更新した日本記録(6m84)を上回る投てきで優勝を飾りました。また、F55クラスの森卓也選手(鳥取パラ陸協)は自身の持つ記録を45cm上回る9m20で、F57クラスの萩本昇選手(兵庫パラ陸協)も自身の記録を87cm上回る7m78で、それぞれ日本記録を更新しての優勝となりました。

海外招待選手のマウリシオ選手は砲丸投げ(10m98)、円盤投げ(34m65=大会新)、やり投げ(34m11=大会新)で3冠を達成。マウリシオ選手と3種目を競った鈴木雅浩選手(北海道・東北パラ陸協)は砲丸投げで自身の日本記録を更新(5m79)、やり投げでは自身の大会記録を更新(16m95)し、3種目すべてで銀メダルを獲得しています。

跳躍系種目も白熱しました。T63クラス走り幅跳びは、山本選手、ポポフ選手、ヨルゲンセン選手が激戦を展開。まず山本選手が6m41を跳んでほかをリードすると、試技を重ねるごとに調子を上げたヨルゲンセン選手も最終6回目で6m41を成功。各自2番目の記録により順位を決するレギュレーションによりヨルゲンセン選手が1位、山本選手が2位に。世界記録保持者で、8月の欧州選手権をもって引退を表明しているポポフ選手は6m21で3位となりました。これが見納めとなる〝世界のビッグスリー〟の競演に、会場からは惜しみない拍手が送られました。

同じく大きな注目を集めたのはT64クラス走り幅跳びのレーム選手。1回目で8m18、5回目に8m27を跳び、最終6回目には観客からの手拍子に背中を押されてスタートを切ると、そのままみごとな大ジャンプを成功させました。記録はなんと8m47。自身の持つ記録を7cm更新し、世界新記録を樹立して優勝を飾りました。

T47クラス走り幅跳びにはJALネクストアスリートの芦田創選手(トヨタ自動車)が出場。2位に1m以上の差をつける6m84の跳躍で、自身の持つ大会記録を更新しての優勝となりました。

T63クラス女子100mと走り幅跳びに登場したカイローニ選手も、世界の実力を披露しました。100mは15秒21、走り幅跳びは4m85と、どちらも大会記録を大きく塗り替えて優勝。両種目のアジア記録保持者でJALネクストアスリートの前川楓選手(チームKAITAKI)は、記録更新こそなりませんでしたが、両種目で銀メダルを獲得しています。

同じくJALネクストアスリートの辻沙絵選手(T47/日本体育大大学院)は、女子100m(13秒12)と400m(59秒58=大会新)で優勝。400mでは目標としてきた1分を切るレースがすでに身体になじんだ感があり、みごとな2冠達成となりました。

トラックレースでは、ホッケル選手が100m(11秒78)、400 m(53秒57)ともに大会記録を大きく更新して2冠を勝ち取ったほか、先の関東パラ陸上選手権で2つの世界記録をマークした佐藤友祈選手(T52/WORLD-AC)が今回も躍動。400m(57秒30)、800m(1分53秒22)、1500m(3分32秒58)と、出場3種目すべてで大会記録を更新し、圧巻の3冠獲得を果たしました。

また、大会直前の7月5日には、マウリシオ選手とホッケル選手が前橋市内の小学校を訪れ、児童たちとの交流会に出席。「普段はどんな練習をしていますか?」との質問にマウリシオ選手が実演を交えて答えると、児童たちは目を輝かせてその一挙手一投足に注目していました。楽しくにぎやかな交流会となり、子供たちにパラ陸上への興味や理解を深めてもらう良い機会となりました。

世界のトップアスリートを招いた今大会、たいへん見応えのある競技が数多く展開され、好記録も続出いたしました。選手たちの熱意あふれる競技姿勢に、ご来場の皆さまより惜しみない声援をいただきましたこと、そしてJALネクストアスリートマイルご賛同の皆さまからのご支援に、心よりお礼申し上げます。今後ともパラ陸上競技の振興・発展のために温かいお力添えを賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

Activity report

Schedule of activities

大会・遠征名 スケジュール 開催地
第31回日本パラ陸上競技選手権大会 2020年9月5日~6日 埼玉県・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
2020愛知パラ陸上競技フェスティバル 2020年10月11日 愛知県・いちい信金陸上競技場

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