冬の日に「ハーッ」と温かい息をはくと、その息は白く、雲のようになりますよね。
飛行機が飛んでいるところは、マイナス55度という真冬の世界なので、飛行機のエンジンがはき出している温かい空気も同じように白くなるのです。
天気のいい日に飛行機雲を見つけたら、よく観察してみてください。エンジンの数だけ雲ができているのがわかると思います。
また、飛行機が飛んでいても、必ず飛行機雲ができるわけではありません。空気中に、ある程度の水蒸気が含まれているときにだけできるのです。