私たちの取り組み
健康経営
JALサンライト健康経営宣言
私たちJALサンライトは、障がい者雇用の社会的責任と効率的な事業運営という事業責任を両立させ、「障がいを仕事の障害としない環境をもとに、多様性を活かし、新たな価値を創造し続ける」ことで、「全社員の物心両面の幸福」という企業理念を実現していくことを目指しています。
とりわけ障がいの有無にかかわらず、お互いに支え合いながら新しい価値を継続的に生み出していくには、社員の「心身の健康」は必要不可欠なものです。
ついては、私が健康経営責任者として先頭に立ち、「JAL Wellness 宣言」に沿って社員・会社・健康保険組合が一体となって健康づくりに取り組むことにより、JALサンライトに集う社員一人ひとりが元気に活き活きと活躍でき、「豊かな人生」につながるよう、職場環境を創っていくことを宣言します。
代表取締役社長
健康経営責任者(CWO)
宮坂 久美子
JALサンライトの健康経営目標と取り組み
- JALグループ健康推進活動「JAL Wellness2020」と5つの重点施策(「生活習慣病」「がん」「メンタルヘルス」「たばこ対策」「女性の健康」)を推進していきます。
- ウエルネスリーダーが渦の中心となり、職場の健康課題に取り組みます。
- 健康診断をふまえた社員への健康サポートを強化します。
- ワークスタイル変革によるワークライフバランスや生産性向上を実現します。
- 社内外に健康経営の価値を提供していきます。
以上
JALグループの推進する健康経営の目的
JALグループおよびJALサンライトのウエルネス推進体制
サポート体制
障がいの特性に留意しつつ、あらゆる部門で活躍できるよう、さまざまな配慮を取り入れています。その企画・サポートの中心的な役割を人財開発室が担っています。
私たちが取り組む配慮の具体例
- 業務中の定期的な休憩が必要な方は、相談により適宜休憩を取りながら就業しています。(共通)
- 相手とのコミュニケーションや連絡には各種ツールやメールを使用し、電話が入った場合にはグループ内社員が取り次ぎ対応します。(聴覚)
- 給与計算や発券業務など、数字や文字を扱う業務には支援機器の補助を取り入れています。
書類は大きめの紙を用意したり、社員による読み上げなどの情報保障をおこなっています。(視覚) - PCの片手操作は入力に時間がかかりますが、周囲のサポートや業務量調整をするなどの配慮をしています。(上肢)
- フラットなフロアとなっており、通路に物を置かないなど、安全な通路の確保に努めています。(下肢、視覚)
- 定期面談や声がけをおこなうことにより、職場の悩みや相談をする機会を設けています。
体調や業務量に応じて小休憩をとり、働きやすい作業環境づくりを心がけています。(知的)
使用ツールと設備
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- 音声変換ソフト
- 会話内容をリアルタイムに文字表示させることができます。会議、打ち合わせなどに使用し、情報保障をおこなっています。
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- 筆談ボード
- 簡単な会話や手話では伝わりづらい時に使用しています。
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- 耳マーク
- 聴覚障がいのある社員のために会社が用意したマークです。
個々の特性を伝える言葉を記入したものをデスクに置くなどすることで、突然話しかけられた時などの補助となります。
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- 拡大読書器(写真左)音声読み上げソフト(写真右)
- 音声読み上げソフトはPC画面に表示された情報や入力した文字を読み上げることで、メールやシステムなどを操作できます。
拡大読書器は書類を読む際の補助として文字の拡大や色の反転が可能です。
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- 車いす用トイレ
- 車いすでも利用しやすいよう、十分な広さと横開きの扉を備えています。
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- 休憩室
- 内部障がいのある社員など、個人の体調に合わせて適宜利用できます。
各種体制
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- 手話
- 会議や講習などは、手話通訳士を手配して情報保障をおこなっています。また社内には簡単な手話ができる社員もいます。
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- 見守り指導役
- 軽度の知的障がいのある社員の業務については、元客室乗務員を中心とした見守り指導役が補助しています。
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- OJT・世話役制度
- 入社後3か月間は同じグループ内の先輩社員が専任サポートします。また、世話役を設けることで悩みや生活面の相談も気軽に話せる体制をとっています。
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- カウンセリング
- *カウンセラーより
「障がいの有無に関わらず、社員皆さんのお困りごとやご相談、ちょっとしたことでも気軽にお話できるよう、皆さんの身近な存在でいたいと思っています。」
お互いを理解する
- できること、できないことの役割を分担して、障がい者も健常者も一緒に業務をおこなっています。
- さまざまな種別の障がいのある社員が在籍していますので、障がい者と健常者だけでなく、障がい者同士での理解も必須と考えています。そのため障がい種別によりどのような不便や苦労があるかを理解するための活動(勉強会等)をおこなっています。年2回以上のペースで定期的に講師を招き、さまざまな障がいに関する勉強会を開催しています。
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- 職場定着推進チーム
- 人財開発室を事務局として、「職場定着推進チーム」によるミーティングを定期的(2か月毎)に開催し、障がい者が就労している職場におけるソフト、ハード両面からの職場環境改善を図っています。また、定期的に懇親会を主催して社内の交流を深めています。
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- 手話サークル
- 週に1回程度、昼休みなどを利用して、楽しく手話を学んでいます。懇親会ではメンバーによる手話歌などの余興を披露しています。