九州の南端に位置し、温暖な気候に恵まれる鹿児島県は、雄大な桜島や世界遺産の屋久島、いたるところから湧き出る温泉、黒牛・黒豚、黒酢・黒糖など「黒」に代表される食文化が根付いており、質の高い素材に溢れています。
古くから交易の中心地として栄え、鉄砲やキリスト教の伝来の地としても有名であり、その海外との長い交流の歴史・文化は、薩摩切子や大島紬などの伝統工芸や、焼酎づくりの技術など、今も県内各地に息づいています。また、明治維新においては西郷隆盛をはじめ幾多の人物を輩出するなど、中世から近代に至るまでの豊富な歴史も、鹿児島の大きな魅力の一つです。
JAPAN PROJECT 第3弾は、自然・文化・観光ともにたくさんの魅力に彩られた鹿児島県をご紹介します。
九州で第1位、全国第4位の農業生産額を誇る、食の宝庫・鹿児島。
古くから中国や琉球の影響を受けながら独自の食文化が育まれ、多くの農林水産物は“かごしまブランド”として注目を集めています。なかでも“黒”がつく畜産物は鹿児島の代名詞。そのひとつの黒牛は、安全な飼料を使って丹精こめて育てられるため、きめ細かな肉質とバランスのとれた霜降りが特徴です。
また稀少な「黒毛姫牛」は、脂が甘くとろけるようで、肉質もやわらかく、女性や高齢者でも飽きずに味わえます。
さらに、鹿児島で外せないのが豚肉の芸術品ともいわれる黒豚。数々の品種改良を重ね完成された黒豚は、筋繊維が細かいため歯切れがよく、サツマイモを含んだ飼料を食べていることで、甘味が強いことも特徴です。また、おいしいだけでなく、タンパク質やビタミンB1 が豊富なため、美容効果も期待できます。そして、約6年の歳月をかけて開発されたのが「黒さつま鶏」。「黒牛」「黒豚」に続く畜産の新たな“黒シリーズ”として、今年の夏から本格的な出荷が始まる予定です。筋繊維が細かいためプリッとした歯切れのよさが特徴で、うま味成分のアミノ酸を多く含み、噛むほどにおいしさを実感できます。南国の澄んだ空気、緑豊かな恵まれた空気の中でのびのびと育てられる、鹿児島が誇る黒の3種の畜産物。期待を裏切らない鹿児島の黒牛、黒豚、黒さつま鶏のおいしさは、人を元気にしてくれます。本物の美味があふれ、ほかでは食べられない味を、今年の夏は鹿児島で。
成田空港国際線ラウンジに人々を元気にする鹿児島県の逸品が登場
国際線ご利用のお客さまにも鹿児島県の本物の素材をお楽しみいただけるよう、“黒豚のしゃぶしゃぶ”や“さつまあげ”を、成田空港国際線ファーストクラスラウンジ、サクララウンジにて期間限定(7月22日〜28日予定)でご提供いたします。また、さつまいもの本場・鹿児島県で作られた芋焼酎、全国でも鹿児島県でしか製造されない黒糖焼酎もお楽しみいただけます。黒豚とさつまあげの旨さに舌鼓を打ちながら焼酎の薫りをご堪能ください。
今回の名店プロデュースは、鹿児島県の「城山観光ホテル」とのコラボレーション。このホテルは、“地元ならではの新鮮で季節感あふれる料理”をコンセプトに、鹿児島の豊かな恵みと桜島の絶景を満喫できることで有名です。
今回のスペシャルメニューをご担当されたのは、鹿児島県出身の大塚耕二ホテル取締役総調理長。そのメニューの注目すべきポイントは、薩摩の“黒”文化として代表される、黒牛・黒豚・黒酢・黒鯛などの食材をたくさん盛り込んだ、“黒”の世界です。味付けはバランスを考えながら割合を決め、7月のメニューらしく食欲をそそるように、黒のほかにも赤黄緑などの色彩も加えられています。
鹿児島県は全国でも屈指の畜産県で、肉質に優れた黒毛和牛や、黒豚の味は絶品です。今回のメニューでは、その味を十分にご堪能いただけると思います。
*夕食:17時以降の出発時間帯
鹿児島県は『黒毛和牛』の飼養頭数、豚の飼養数ともに、全国屈指の畜産県。その『黒毛和牛』は、きめ細かく柔らかい肉質と、筋繊維にバランスよく織り込まれた、霜降りのとろけるような食感がたまらない。また、『黒豚』は、脂肪融点がほかの豚肉より高く、肉質は筋繊維が細かいなど、歯切れがよく、柔らかく、旨みがあるのが特徴。
● 鹿児島 黒豚黒酢ソース焼
● 鰹煮浸し
つわ蕗旨煮 赤海老ピリ辛煮
● 大茗竹とろーり柚子味噌焼
丸十蜜煮
● 鰻巻卵 黒鯛柚庵味噌漬焼
● ミニトマトワイン風味
屋久島飛魚天時雨煮
● もずく酢
1951年、鹿児島県鹿児島市喜入町生まれ。
鹿児島市長表彰、日本全職業調理士協会表彰、鹿児島県知事表彰、厚生労働大臣表彰ほか、その見事な技は全国的に有名。
※2011年7月1日時点の情報です。
四季折々の自然が築く美しい風景と空間、そして、108メートルの高台に位置している「城山観光ホテル」。その時々で、表情を変える桜島の姿が目の前で堪能でき、展望露天温泉さつま乃湯では、鹿児島市街地も一望できる。お食事は、季節感を取り入れた、地元の食材をたっぷり盛り込んだ極上の味をご用意。
「城山観光ホテル」
鹿児島県鹿児島市新照院腸41番1号
TEL:099-224-2211(代表)
FAX:099-224-222
www.shiroyama-g.co.jp
坂元醸造の黒酢職人が手間ひまかけて造り上げた黒酢をさらにホワイトオーク樽の中で静かにゆっくり寝かせました。その歳月、5年間。樽から与えられたポリフェノールなどによる芳醇な香りとアカシアはちみつの上品な甘さが楽しめる贅沢な黒酢ドリンクです。
黒酢の新しい味わいをお楽しみください。
国内線ファーストクラス飲み物提供路線にて、無償でご提供しております。
鹿児島県霧島市福山町で江戸時代から続く、壺づくり純米黒酢「坂元のくろず」に国産のりんご果汁などを加えたものです。りんごのさわやかな風味が、くろずの酸味をやわらげてくれるので、お子様からシニアの方まで美味しくお召し上がりいただけます。おなかにやさしいガラクトオリゴ糖入り。
これからの暑い季節に最適なドリンクです。
国内線クラスJ飲み物提供路線にて、無償でご提供しております。
美しいサンゴ礁の海、ジュラシックパークのような原生林、カヌーで巡るマングローブの森。奄美大島の自然は、豊富な上にオンリーワン。食べ物や音楽などの文化も独自の発展を遂げました。番組ではそんな奄美大島の魅力を、島で生まれ育ち、今も島で活動を続けるシンガー中孝介がナビゲート。
機内ビデオプログラムの映像コンテンツをお楽しみください。
日本の食を支える大きな担い手のひとつ、鰹節。日本人であれば、誰もが生まれながらにしてその味わいを知っているのではないかと思うほど、この味と風味は、我々に幸せと懐かしさ、それに安心感をくれる。
その鰹節生産量日本一を誇る場所があるという。鹿児島県、薩摩半島の南「枕崎」。ここで我々、日本人の食のもとである鰹節のほとんどがつくり出されているのだそうだ。何気なく口にしていた当たり前の味と風味。いったい、それはどうやってつくられているのだろう?素朴な疑問を胸に、その味とつくり手の方々に会いに、鹿児島へと向かった。
(スカイワードより一部抜粋)
おいしいものに出会うと、誰でも笑顔になれるから。 JALでは、日本各地の“おいしい逸品”を集めた「JALオリジナル日本美味セレクション」をお届けしています。今回ご紹介するのは「鹿児島県」から、伝統の製法を守る「黒酢」とこだわりの「黒豚しゃぶしゃぶセット」です。恵まれた風土が育んだ至極の味を、ぜひご堪能ください。
江戸時代からの伝統製法による壺づくり純米黒酢を、さらに樽の中で5年以上熟成させた限定生産品と、坂元のくろずをベースにガラクトオリゴ糖、国産りんご果汁をバランス良く配合した特定保健用食品のりんご黒酢を、JALオリジナルセットにしました。くろず職人が手間ひまかけて造り上げた贅沢な逸品です。
「本当に美味しい豚肉を食べて貰いたい」これが渡辺バークシャー牧場グループの原点です。サツマイモや配合飼料だけではなく、独自の餌を与えて豚の健康管理には最善の注意を払っています。それは「健康で元気な豚作り」の先に「本当に美味しい豚肉」があると考えているからです。