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芸術家・美食家として高名な北大路魯山人。流浪の旅を続けていた魯山人が石川県を初めて訪れたのは、大正14年のこと。金沢の資産家・細野燕台氏に書の才能を見初められたことがきっかけでした。やがて料亭や旅館の看板文字を彫る仕事の依頼を受け、その大胆な運筆と筆致が認められていきます。山代に居を与えられた魯山人は、この地で看板製作に励み、時に加賀の料理に舌鼓を打ちながら、山代温泉に半年間滞在しました。日本の美食や器との調和、書に至るまで深い美学を追求した魯山人にとって、山代温泉は美と学びの故郷といえる土地なのです。
自然にあるがままの素材の持ち味を活かすこと、それが魯山人の追求した「美食」でした。決して値段が高い食材が美味なのではなく、その時の旬のものを、手を加え過ぎることなく味わうことが重要であり、手をかけすぎることは愚の骨頂とも語っています。そして「器は着物の料理」と説いたように、盛り付ける器との調和によって料理の味がより際立つと考え、そこにはおもてなしの所作や気遣い、食事をする空間の室礼なども含まれました。魯山人にとって「真の美食」とは、料理を取り巻くあらゆる周辺を含めた総合芸術だったのです。
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