



白く美しい壁に、鮮やかな緑色の屋根が目印のヘルシンキ大聖堂は、毎年35万人を超える人々が訪れるヘルシンキで最も有名なスポットだ。もちろん観光目的だけではなく、フィンランド福音ルター派教会の中心として世界中からたくさんの人々が祈りに来る。
厳かにそびえ立つ大聖堂の目の前に広がる元老院広場。四辺を大聖堂(宗教)、内閣府(政治)、ヘルシンキ大学(学問)、職人の工房(職業)と、国を構成する大切な要素を象徴する建物に囲まれているため、フィンランドの国を代表する広場だといわれている。
ここは、まさにフィンランドの中心地なのだ。


大聖堂の内部に入ってみると、シンプルな白い壁に祭壇、いくつかの聖人の像が目に入る。
ヨーロッパの教会によく見られるような華麗な装飾などはなく、むしろ質素な印象を受ける。それもそのはず、フィンランドで信仰されるキリスト教の宗派、福音ルター派では質素こそが良いこととされているからだ。
だが、それがかえって上品さを醸しだし、現代のフィンランドデザインにも通じるシンプルな美しさとなって見るものを感動させる。
今もたくさんの人々が祈りに訪れる教会内は心地よい厳粛さに満ちていて、この大聖堂が人々に愛される理由がわかった気がした。


ヘルシンキ大聖堂Helsingin tuomiokirkko
| 開館時間 | 9:00〜18:00(6月〜8月 9:00〜24:00) |
|---|---|
| 住所 | Unioninkatu29, 00170 Helsinki |
| TEL | 09-2340-6120 |
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