はんつ遠藤プロフィール
1966年生まれ東京在住。早稲田大学教育学部卒業。テレビの番組レポートや雑誌記事の執筆、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリスト。 日本をはじめ世界20数カ国の料理を研究し、取材軒数は6,500軒を超える。「日経トレンディ」にてトレンドリーダーにも選出。
戻ってまいりました。沖縄です。JALPAKとのコラボ企画、第一弾が、そうでした。でもその時は2泊3日で沖縄本島を北から南まで一気にダーっと車で駆け巡る3日間。
今回のJAL×はんつ遠藤コラボ企画では、もっとじっくり、那覇を中心に巡ってみます。
さて、今回も旅が、始まります。
1食めは「空港食堂」。
文字通り、那覇空港内の1Fにあります。
11時すぎに到着すれば、すでに店内は大盛況。
観光客の方々に混じって、空港で働いている皆さんも利用しているようです。
この「地元の人たちも利用する」というのが、キーワード。もはや、これだけで、おいしい事があからさまに分かります。
お店の方に特にオススメを伺いました(券売機で予め購入するシステムです)。
そして登場したのが「フーチャンプルー定食」。
沖縄の一食はボリューミーです。野菜がたっぷり採れるのも嬉しいですね!もやし、キャベツ、タマネギ、ニンジン、ニラなど。適度に旨甘に炒められて、箸が止まりません。
そして主役が、麩!!!珍しいですよね。麩が主役なんて。でもこれがまた、旨い。
沖縄では定番の「くるま麩」を水で戻して柔らかくし、それを適度に水を切ってから小さくちぎって卵に漬けこみ、油で炒めていて、しっとりとした玉子焼きのような風格。
もちろん、ご飯、味噌汁、漬物つき。
もう、那覇空港についたばかりというのに、すでに沖縄を満喫した気分です。
おいしかった!
ごちそうさまでした!
いつもはレンタカーを借りますが、今日はモノレールで牧志のほうへ向かいます。
那覇空港から2003年に開業した「ゆいれーる」に乗って、美栄橋で下車。
そこから徒歩約数分で、お目当て「西乃屋」へ。
黒塗りの外観からして個性炸裂。沖縄ではかなり珍しい、立呑みスタイル。
「沖縄には3年くらい前に来たんですよ」とご主人の田中省二さん。
なんでも、それまで沖縄には一度も来たことがなかったけれど、全然知らない土地でお店をやりたくなって来たとか。
オススメの手羽先、かしわ、やげん軟骨、そして白レバーを焼いて頂きました。
備長炭を用いているため、徐々にモクモクと煙が。
いいですねぇ、これぞ、やきとりの醍醐味。良い香りがしてきましたよ!
やきとり登場。いやぁ、旨いですね。
手羽先は鹿児島。ジューシーな食感。甘辛なタレの風味もGOOD。
かしわは福岡とか岡山とかの親鶏。なので、しっかりとした噛みごたえもある食感。
やげん軟骨は宮崎。コリコリとした食感と、伯方の塩を用いた程良いしょっぱさがいい。
白レバーは串を外して提供されました。うわぁ、これも外側がしっかり、中がしっとり。ビールが進みます!
この大ぶり感は食べごたえがあっていいですね。鶏自体の鮮度も良く、真剣さが出ています。
本州からの移住組は大変なのでは?と思っていましたが、毎月第3日曜にはお客さんたちと一緒にボーリング大会もなさっているようで、すでに沖縄に馴染んでいるみたい。やはり、美味しさは全国共通ということですね。
おいしかった!!
ごちそうさまでした!!
沖縄で一番の繁華街と言えば、国際通り。ネオンが灯ると昼間とはまた違った輝きを放ちますね。
国際通りからちょこっと入ったところにあるのが「ワイン食堂 トランク イタリアゴハン 久茂地店」。
代表の野間謙策さんが出した1号店。具志に2号店である「ワイン食堂 トランク テラスゴハン」もあります。
洒落た雰囲気のイタリア料理店ですが「居酒屋感覚で味わってほしい」というのがコンセプトのため、わりとリーズナブルなのも嬉しいところ。
まずはスパークリングワインの「カディライオ スプマンテ ロゼ」。目の前で注がれていくのですが、グラスなみなみ!!
「ムール貝」が登場。わぁ、20個!食べごたえがありますね〜。こんなに一度に食べたのは初めてだ!ムール貝はカナダ産。白ワイン&オレガノで仕上げているので、臭みも無く、食べやすく、貝の旨みも活きています。
そうこうしているうちに「サルシッチャ」が登場!いわゆる豚の生ソーセージ。沖縄県産豚肉の様々な部位を合わせて、塩、香辛料とともに手作りしているそうで、まさにアルコールにぴったり。
いやいや、沖縄には何度も来ていますが、こんな素敵なお店があったなんて。那覇の裏通りも面白いですね〜。
おいしかった!!
ごちそうさまでした!!
従来から沖縄には沖縄そばが存在していたからでしょうか、ラーメン文化は全くといっていいほどありませんでした。そんな中、新横浜ラーメン博物館で「新ご当地ラーメン創生計画」という企画があり、その第一回目として誕生したのが「通堂」(とんどう)。
「通堂」は、沖縄で居酒屋さんなどを経営していた金城良次さんが、切り盛り。2002年に沖縄で店が誕生。あれよあれよという間に今では4店舗。しかも今年1月には、カナダに出店も果たしたとか!
何度も伺っている小録本店。堂々とした風格を携えた1軒家。
人気の店舗は違いますねぇ。でも、威張っているわけではないんです。むしろアットホーム。
「おとこ味らぁめん+味たまご」を頂きました。
「背脂たっぷり」「こってり豚骨」と銘打たれていますが、嫌な臭みもなく、まろやかで食べやすい1杯です。とてもバランスの良い仕上がり。
ちなみに「おんな味」というメニューもあり、そちらは鶏がらベースであっさり。
麺の硬さが選べるのも嬉しいですね。今回は普通でオーダー。するすると食べやすい、小麦粉の風味も感じる麺。
卓上には味変アイテムが、ずらり。辛くしても良さそう。
そして「辛もやし」。これのファンも多いのです。ニンニクやごま油なども効いた辛いもやし。これを途中でラーメンに投入して、辛味と程よいもやしの食感も楽しみます。
今や沖縄はラーメンが大ブーム。その牽引役が、まさしく「通堂」なのです。
おいしかった!
ごちそうさまでした!
第二次世界大戦後、沖縄はずっとアメリカでした。返還された(日本に復帰した)のは1972年(昭和47年)。まだ41年前の話です。
そんな、名残りというか、沖縄に来てアメリカを感じるのが、私にとっては「ステーキ」。
こちらに来ると、必ずと言ってよいほど食べています。
特に「HAN'S」は沖縄では誰もが知っている有名ステーキ料理店。
全部で7店舗あるので、歩いていると「あ、ここにも!」と遭遇することもしばしば。
看板メニューは「ワンパウンド ジャンボステーキ」。
主役の登場!!もう、ドッカーーンとBIGというかJUNBOというか。
ワンパウンド、つまり、450gですよ。
これで、1980円と超お得!
冷凍ではなくチルドのオーストラリア産ビーフだそうで、まさに肉肉しくて、分厚くて、肉を味わっている!という食感が押し寄せてきます。と、ともに案外柔らかいのも「HAN'S」の特徴のひとつ。塊で仕入れて、自ら開いて、筋を取ってという、丁寧な仕込みの為せる技なのです。
バナナやりんご、味噌など20種類以上もの素材をブレンドした醤油ベースの自家製ステーキソースとともに食べ進みます。鉄板の上でジュージューと音を立てていて、音も香ばしさもたまりません。
いやぁ、もう、充分です。今回も満腹、大満足!!!
おいしかった!!!
ごちそうさまでした!!!
国際通りから1本入ったところにある、こだわりの沖縄料理店さん「さくら」に向かいます。
ご主人の高江洲安幸さんは地元、沖縄の出身。
沖縄の料理店に入って一番「沖縄を感じる」のは、メニューに泡盛がずらりと並んでいる時。こちらもそう。
「泡盛は150種類くらいは、あります」と江洲さん。
その中から「龍 古酒 25℃」。確かに古酒ですが、意外にも飲みやすい。グラスも沖縄的で、いいですね〜。
こちらは沖縄料理がメイン「おりじなる沖縄創作料理」がコンセプト。
まずは「紅豚のしゃぶしゃぶ」。紅豚とは沖縄の誇るブランド豚です。これを野菜の入った熱々鍋にサッとくぐらせて、味わいます。なんて贅沢な。
まずは、そのまま。次に、ポン酢や青ネギ、七味で。粋なしゃぶしゃぶとでもいいましょうか、優しい甘み。
つぎに「なんこつソーキのとろとろ焼き」。備長炭を用いて、照り焼きようのタレを塗りながら、香ばしく焼き上げていった一品。
まさに肉が“とろとろ”で、なんこつも予め煮込まれてしっとり柔らか。なんこつソーキが口の中でとろけて、旨みとともに押し寄せてくる!!
食材も県産野菜なども多く使うようにして、沖縄の良さを提供なさっていました。
おいしかった!!!
ごちそうさまでした!!!!
向かった先は、北中城村にある「ローズガーデン」。
沖縄自動車道の北中城I.C.からもすぐで、便利な立地。駐車場もあり、停めやすい。大きな看板も目印に。
店内へ入れば、まさに「薔薇の庭園」を彷彿とさせるような、可愛らしいアメリカ的な雰囲気が広がっています。
オーナーの、レイ ペインさん。沖縄で超有名なステーキレストランチェーン「サムズ」も、なさっています。
今回のお目当てはモーニング。いわゆるブレックファーストです。
「当店のブレックファーストは8時〜19時までオーダー可能です。」とスタッフの女性。えええ!!(笑)
さて、名物の「エッグベネディクト」。
イングリッシュマフィンにポーチドエッグ、厚切りハム。上にかかっているのは、オランダーズソースだそう。卵とワインを爽やかにメレンゲの如く仕上げて、上からたら〜り。ほんのりとした甘味と酸味がいいですね。
というより、ポーチドエッグの甘みと厚切りハムのジューシーさもピカ一!
マフィンももちろん手作りで、GOOD。
お客様は日本の方と、アメリカの方と、半々くらい。
そんな雰囲気も楽しかった。
おいしかった!!
ごちそうさまでした!!
今はコザは沖縄市に編入しましたが、以前は日本で唯一と言われた「コザ市」というのもありますね。今でもこだわりの店舗がたくさんある地。
その近くにあるのが「根夢」。「根夢」と書いて、「ごん」と読みます。
店内に入れば、アルコール類の瓶も、ずらり。こちらは、夜は飲める雰囲気。
そんな中、今回はランチで訪れました。
実は、こちらは「沖縄そば」も人気の1軒。10年ほど前から近所の皆さんの要望もあって、ランチタイムに沖縄のそばを出し始めたそう。
さまざまなメニューがありますが、一番人気の「ミックスそば」を頂きました。
ミックスとは、豚の三枚肉、ソーキ、ナンコツが入っている、いわば全部載せ。
旨いなぁ。トンコツ&カツオがベースの塩スープは、やや濃いめの見ためでも分かるとおり、カツオが結構効いています。血合いが多い部分を特に用いて、濃いめに出しているそう。
麺も定番ながら、むちむちっとしていて、程よい弾力もいいですね!
ちなみに「根夢」は宜野湾にも支店が(宜野湾市伊佐4-2-15 11-20時 不定休)。
おいしかった!
ごちそうさまでした!
最後に立ち寄ったのは、牧志の市場!!ここに来ると沖縄・那覇に来たって感じが一番ありますね〜。
場所は国際通りの中心街からすぐ。
さて、最後の料理は、テイクアウト!しかも2軒!
まずは「いちばの茶屋」へ。
こちらは昨年6月に誕生したばかりの小さなパーラー(カフェ)。
沖縄には塩せんべいというお菓子があって、それをヒントに考案した「チョコ塩せんべい」なる商品がありました。ここと那覇空港でしか購入できないレアアイテム。
そして、もうひとつ。まだ誕生したばかりで、ネットで検索しても出てきません。実際にここに来て、初遭遇。それが「あぐーバーガー」。「あぐー」とは沖縄産の高級ブランド豚。でも380円。安い。おいしい。
つぎに「赤とんぼ」へ。
新天地通りをずんずんと奥へと進んだところのアーケード街の中。
テイクアウト専門店なのですが、店先にはテーブルもあり、ここでも味わえます。こちらはタコス、タコライスが有名。タコスはパリっとした皮とともに味わうのもいいですが、テイクアウトして、ちょっとしんなりとしたものも美味!
タコライスはせっかくなので「大」を頂きました。すごいボリューム&挽肉が結構しっかりとした味付けで旨辛で美味!
おいしかった!
ごちそうさまでした!
さぁ、那覇空港へと向かうことにしましょう。
4/13に宜野湾で日本で一番早い夏の大花火「琉球海炎祭」が開催されるということをJALさんから聞きました!
すごいな、4月に花火大会!!さすが沖縄。早速、宜野湾近辺を調査しちゃいました!ありました(笑)ここも、スゴイ!!!
「Cafe Distance」。
カフェと銘打っていますが、ワイン&フランス家庭料理のお店です。ワインと食事、おしゃべり、雰囲気がコンセプトとのこと。
ワインメニューもいろいろありますが、料理に合わせて「重い感じで」とオーダーしたらil passo(イタリア) 赤。
まずはトリッパ。
牛はちのす(内臓)のトマト煮。ボトルワインご注文の方はおかわり自由とか。
フレッシュ感とコクのあるトマト煮込み。たしかにワインに合いますね〜。
パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)。
ポークの良さが凝縮。豚ロースやほほ肉、腕肉など、豚100%でミンチにしてテリーヌ状に仕上げていました。
鴨胸肉のステーキ ポルトソース。
しっとりとした鴨胸肉。ポルトソースとはポルトガルのポルト酒をベースにしたソースで、やや甘めで熟成感の出たソースでした。
こちらの面白いのはオーナーが2人いて、1年ごとに交代するそう。今はもうひとりは他で修業というか、見分を深めているみたい。今のマスターである関口淳史さんは、交代したらフランスに行ってみたいとか。
それにしても3Fという立地もあり、眺めが良いですねー。
宜野湾に来たら、ぜひ。
2013年5月22日現在の情報です。料金等は予告なく変更になる場合があります。

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