ヨーロッパ中央部のボヘミア高原に位置するチェコ共和国。日本の5分の1ほどの国土に12もの世界遺産が点在するこの国は、世界遺産の宝庫としても知られています。プラハ歴史地区やチェスキー・クルムロフなど、美しき街並みを訪ねる世界遺産探訪へ。


ひとつの国に12カ所もの世界遺産を有するチェコ共和国は、数々の文化遺産が点在する“世界遺産の宝庫”。中世の面影を今に伝える街並みが其処ここに残るチェコで、世界遺産をめぐるなら、やっぱりプラハから旅を始めるのが正解です。
古くから中欧を代表する大都市として発展したプラハは、様々な時代の美しい建物が現存する千年の都。その中心部に広がる866ヘクタールに及ぶ歴史地区には様々な時代の建築物が点在。1992年に「プラハ歴史地区」として世界文化遺産に登録されています。
ゴシック、ルネサンス、アールヌーヴォー・・・など。 千年の歴史の歩みを物語るように、多彩な建築様式の建物が並ぶ「プラハ歴史地区」には、数多くの見どころがあります。


なかでも9世紀に築城され、その後もチェコの歴史の中で重要な存在としてあり続けた「プラハ城」は必ず訪れておくべき場所。かつてボヘミア王国の中枢として機能し、現在はチェコ共和国の大統領府が置かれるこの城は、世界で最も歴史があり、大きな城とも言われています。広大な「プラハ城」にはゴシック様式の「聖ヴィート大聖堂」やロマネスク様式の「聖イジー聖堂」など時代の変遷を物語るような多彩な見どころがあり、美術館や博物館なども充実。プラハの旅のハイライトのひとつとなっています。
さらに、プラハの街を流れるヴルタヴァ川に架かる長さ515.7mの「カレル橋」やゴシック様式のティーン教会やバロック様式の聖ミクラーシュ教会などに囲まれた「旧市街広場」なども必見。千年の都を彩る美しい建造物たちが、今もなお旅人たちを迎えてくれる。「プラハ歴史地区」は何度訪れても飽きることのない世界遺産です。


プラハから南へ180kmほど。オーストリアとの国境近くに位置する「チェスキー・クルムロフ」も、チェコ共和国きっての世界遺産として名を馳せる町。ヴルタヴァ川沿いの交易都市として13世紀後半に開かれ、16世紀には華やかなルネサンス都市として栄えたこの町は、その美しさから「眠れる森の美女」と称されることもある場所です。

大きく湾曲したヴルタヴァ川の水面とボヘミアの深い緑、白亜の壁と橙色の屋根を持つ家々・・・。一度目にしたら虜にならずには居られない景観こそが、「チェスキー・クルムロフ」の魅力。中世の佇まいを残す小さな町には、18世紀のバロック様式の劇場や町のランドマークとして愛されるフラデークの塔を有する「クルムロフ城」や「聖ヴィート教会」などの見どころも。ルネッサンス時代にタイムスリップしたような不思議な感覚の散策が楽しめるはず。
「チェスキー・クルムロフ」へはプラハからのツアーも催行されており、日帰りも可能。ただし、その町の魅力をたっぷりと味わうなら、ロマンティックな夜景を楽しめる泊まりがけがおすすめです。



「プラハ歴史地区」や「チェスキー・クルムロフ」など、“世界遺産の宝庫”をめぐる旅。もしも、日程に余裕があるのなら、さらに他の世界遺産へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
たとえば、「チェスキー・クルムロフ」から北東へ110kmほどに位置する「テルチ」は、ルネサンス様式のカラフルな建物が建ち並ぶかわいらしい世界遺産の町。また、プラハから電車で1時間ほどに位置する「クトナー・ホラ」は、古くから銀の採掘地として栄え、プラハに次ぐボヘミア王国第二の都市として発展してきた場所。「聖バルボラ教会」や「セドレツの聖母マリア大聖堂」などの見どころを備えた世界遺産の町です。


さらに「レドニツェとヴァルティツェの文化的景観」や「リトミシュル城」、「オロモウツの聖三位一体柱」・・・など、日本の5分の1ほどの国土に、数々の世界遺産がギュッと凝縮されたチェコ。自由に、気ままに、世界遺産ホッピングを楽しむ旅はいかがでしょうか。
プラハや近郊の村をはじめチェコ各地で開催されるワインフェスティバル。収穫したてのブドウで作るブルチャークは、チェコの秋の風物詩だ。
世界遺産の町・チェスキー・クルムロフで行われる恒例の音楽フェスティバル。期間中にはさまざまなジャンルのミュージシャンが登場し、ライブ演奏などが行われる。
※写真はイメージです。

千年の都・プラハをめぐる旅。世界遺産の町ならではの歴史的建造物を楽しむのもおすすめですが、実はプラハの魅力はそれだけではありません。「街全体が建築博物館」と称されるこの街の魅力は、実は現在進行形。その面白さを象徴するのが、1996年にヴルタヴァ川沿いに建築された「ナショナル・ネーデルランデン・ビル」です。カップルが踊っているように見える佇まいから「ダンシング・ハウス」の名で親しまれるこの建造物は、不思議にねじれた造形美が印象的。新旧の建造物を楽しむなら、ぜひ訪れたい場所です。
※写真はイメージです。
「ヨーロッパ通」第2回は数多くのアートが花開くロシアの魅力を紹介します。
ロシア
「ヨーロッパ通」第1回はフラワーハイキングinスイスアルプスの魅力を紹介します。
スイス


© スイス政府観光局
![]()
パッケージツアー
※該当ツアーがない場合、代金情報は表示されません。
JAL海外ダイナミックパッケージ
![]()