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ロシア・豊穣なる文化の大地へ
  • 雄大な自然、美しい街並み、壮大な建造物…。ヨーロッパでしか味わえない、旅の楽しみ方をお届けします。
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東西約9,000km、南北最大幅約4,000kmと、世界最大の面積を誇るロシア。その広大な国土は、雄大な自然と、長い歴史に育まれた美しい文化の数々を抱いています。今回は、建築や美術、舞台芸術などを通じて、ロシアの奥深い魅力の一端をお届けします。

時代の美意識を繁栄した、個性豊かな建築を楽しむ

中世から近代、そして現代へ。歴史の流れとともに、数々の変化を積み重ねてきたロシアの文化。その軌跡を楽しむなら、各地に点在する美しい建築をめぐってみてはいかがでしょうか。

たとえば、首都モスクワの「赤の広場」を訪れれば、「クレムリン」や「聖ワシリー大聖堂」など、世界遺産にも登録される美しい建築と出会うことができます。  ロシア語で「城塞」を意味するクレムリンは、旧ロシア帝国の宮殿として利用され、現在もロシアの大統領府などが置かれる場所。総延長2.25kmの城壁の内部には19世紀に造営された「クレムリン大宮殿」や15世紀に建立された「ウスペンスキー大聖堂」など、さまざまな建物が林立しています。 また、赤の広場の南東側に位置するロシア正教の大聖堂「聖ワシリー寺院」は、16世紀にイヴァン4世によって築かれた寺院。そのカラフルな尖塔と独特のフォルムは、数あるロシアの寺院建築の中でも最も美しい建物のひとつと言われています。

モスクワの北東に点在する古都群、通称「黄金の環」もぜひ足を運んでみたいエリア。たとえば、かつてロシア正教会の中心地として栄えた古都「スズダリ」は、のどかな田園風景と伝統的な教会建築が楽しめる場所。近郊から移築した木造寺院を展示する木造建築博物館などもあり、モスクワから日帰りで訪れることも可能です。

さらに、かつてロシア帝国の首都として栄えたサンクトペテルブルクにも、美しい建築群との出会いが待っています。「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」として世界遺産にも包括登録されたことが物語るように、「エルミタージュ美術館」や「聖イサク聖堂」や「血の上の救世主教会」などの見どころが点在。中心部から南東に25kmほど離れた郊外に位置する「エカテリーナ宮殿」では、ロココ様式の壮麗な建築美を楽しめます。

所蔵作品300万点を超える、世界三大美術館のひとつ

文化や芸術を楽しむロシアの旅なら、やっぱりサンクトペテルブルクの「エルミタージュ美術館」は訪れたいところ。300万点を超える収蔵作品を有するこの美術館は、ニューヨークの「メトロポリタン美術館」、パリの「ルーヴル美術館」と並ぶ世界三大美術館のひとつとも称されています。
ロマノフ朝時代の王宮をはじめ5つの建物で構成されるこの美術館には、レオナルド・ダ・ヴィンチの『聖母ブノワ』などのイタリア・ルネサンス期の作品から、ルノワールの『ジャンヌ・サマリーの肖像』などの印象派の作品、さらにはゴッホの『アルルの女たち』やゴーギャンの『果実を持つ女』といったポスト印象派の作品、さらにマティスやピカソなど20世紀の画家たちの作品も楽しめます。

もちろん絵画のほかにも、古代文明アートからロシア文化、東洋美術まで、そのコレクションは縦横無尽。また、宮殿を利用した美術館そのものの重厚な雰囲気も、ゆっくり楽しみたい魅力のひとつです。

五感で楽しめるのが、舞台芸術の魅力

※写真はイメージです。

帝政ロシア時代の貴族文化を背景に発展した舞台芸術も、ロシア文化の魅力を語る上で欠かせない存在です。
モスクワのボリショイ劇場に本拠地を構える「ボリショイ・バレエ」やサンクトペテルブルクの「マリインスキー・バレエ」など、ロシアには世界的に知られた名門バレエ団があり、今も多くの旅人を魅了しています。「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」など、ロシアの作曲家チャイコフスキーが生み出したバレエ音楽とともに、歴史に育まれた舞台芸術を楽しんでみてはいかがでしょう。

ロシアの舞台芸術といえば、忘れてはいけないのが「サーカス」です。日本では子ども向けのエンターテインメントと考えられがちなサーカスですが、ロシアでは子どもから大人まで、最も愛される舞台芸術のひとつ。モスクワやサンクトペテルブルグなど各都市の中心部にサーカス劇場があり、ロシア国立サーカスだけでも常設劇場約45、移動サーカス約50のほか、氷上サーカスや水上サーカスもあると言います。
セリフや細かい内容が分からなくても、目と耳と肌で楽しめるのが、舞台芸術の大きな魅力。バレエやサーカスを観賞するなら、より手軽なオプショナルツアーなどもおすすめです。ぜひ本場の雰囲気を、体験してみてはいかがでしょうか。

※写真はイメージです。

広い国土と多彩な文化が育んだ、食の芸術を楽しむ

  • ※写真はイメージです。

ロシアの伝統と風土が育んだ芸術といえば、郷土料理も見逃せないポイントのひとつです。
野菜や肉などを煮込み、ビーツを加えた「ボルシチ」は、ロシアを代表する郷土料理のひとつ。ビーツ由来の真っ赤な色合いが印象的で、ロシアをはじめウクライナやベラルーシなど、広範囲で親しまれている家庭の味で、日本でいえば“味噌汁”のようなもの。それぞれの地域で「モスクワ風」、「シベリア風」など、具材や味わいが異なるので、食べ比べてみるのも旅の楽しみです。
もちろんボルシチ以外にも牛肉とスメタナ(サワークリーム)の風味が調和する「ビーフストロガノフ」や、ロシア風のカツレツ「コトレータ」、パイ生地に肉を詰めた「ピロシキ」など、数々の郷土料理が楽しめます。いずれも、素材の味を引き出したシンプルな料理なので、日本人の舌にもなじみやすいもの。ロシア旅行をきっかけにその味わいに魅了され「ロシア料理が好き!」になる人も多いはずです。

注目のイベント

2013年6月13日〜7月28日
クラシカル・バレエ・フェスティバル

日によって異なる演目が開催されるクラシック・バレエの祭典。チャイコフスキーの白鳥の湖、くるみ割り人形、眠りの森の美女など、人気の演目が楽しめる。

2013年5月24日〜7月14日
サンクトベルクの白夜祭

サンクトペテルブルクの「マリインスキー劇場」で開催される恒例のフェスティバル。オペラやバレエ、コンサートなどが楽しめるほか、市内各地でさまざまな催しが行われる。

※写真はイメージです。

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今月のコラム

文化と芸術を楽しむロシアの旅。その起点となるのが、モスクワとサンクトペテルブルクの二都市です。これらの都市を結ぶ交通は、飛行機や船、バスなどさまざまな手段がありますが、豪華な設備を備えた寝台列車「グランドエクスプレス」を利用してみるのもおすすめです!鉄道での移動時間はおよそ9時間。心地よい寝台車両で身体を休めながら、鉄道旅ならではの旅情を楽しめます!

※写真はイメージです。

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2013年4月更新 フラワーハイキングinスイス

「ヨーロッパ通」第1回はフラワーハイキングinスイスアルプスの魅力を紹介します。

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