食文化を大切にする台湾。豊かな食材と様々な調理法が作り出す本場の味に「食在台湾」を実感できるはず。
中国料理の種類
- 台湾料理(台菜 タイツァイ)
- 海鮮、肉類、臓物を中心に使う家庭的な料理。甘味のある醤油味が基本。カラスミの前菜、腸詰め、シジミの醤油漬け、青菜炒めなどが代表的料理。また、台湾の朝食といえば、清粥(チンツォ:おかゆ)。サツマイモ入りなどもあり、小菜(シャオツァイ)と呼ばれるお惣菜と一緒に食べる。その他、豆漿(ドゥチャン:豆乳)につけて食べる油條(ユーティアオ:揚げパン)、油酥餅(ヨウスーピン:揚げパイ)や小籠包(シャオロンパオ)などは試してみたい庶民の味。
- 上海料理(江浙菜 ヂャンツォツァイ)
- 甘辛く、こってりとした味付けが特徴。エビ、アワビ、川魚、ウナギを使った料理や秋の上海蟹が有名。
- 湖南料理(湘菜 シャンツァイ)
- 味付けは濃いめで、盛り付けが美しい。富貴火腿(フークィフォートエ:中国式ハムの蜂蜜蒸し煮)、香瓜鴿
(シャンクゥワーグーツォン:鳩肉のメロン蒸し)、湯
魚生(タンパァウユィセン:新鮮な魚肉スープ)などの料理がある。
- 四川料理(川菜 チュワンツァイ)
- 唐辛子、にんにく、香辛料がたっぷりと効いた味が特徴。麻婆豆腐(マァブォドオフゥ)、乾扁四季豆(カンピエスーチートォ:揚げたインゲンと挽肉の炒め物)、豆酥雪魚(トースゥシュエイ:タラの大豆ソースがけ)など。
- 広東料理(粤菜 ユエツァイ)
- 素材を生かし、あっさりした味付けが特徴。お茶と共に点心を食べる飲茶(インチャ)も人気があり、夜でも楽しめる専門店がある。
- 潮洲料理(粤菜 ユエツァイ)
- 広東省東部の料理。フカヒレ、ツバメの巣など高級食材を生かした淡泊な味付けの料理が名物。
- 北京料理(京菜 ヂンツァイ)
- 麺類や餃子などの庶民的なメニューや、宮廷料理を再現した満漢全席、北京ダックなどで知られる。
- 屋台/小吃店(シャオツーディエン)
- 小吃は食堂のような店。市内の至る所にあり、清粥、油條、餃子、肉まん、担仔(タンツー)麺(小エビや挽き肉の入ったスープそば)などが気軽に味わえる。生ものは避けた方がよい。
- フルーツ
- 台湾はトロピカル・フルーツの宝庫。お釈迦様の頭に似た甘味の強い釈迦(スィージャー)、幸運のシンボルとされるロンガン、マンゴー、パパイヤ、ライチなど。
注文の仕方
一般的には6人で6品とスープ(6菜1湯)というように、人数分の品にスープを足してオーダーする。台湾料理は素材により値段が変わり、特に海鮮類の値段は時価であることが多いので、店の人と相談してから注文するとよい。
レストランの予約、マナー
高級レストランに出かける際は事前に予約を。旧正月前後はほとんどの店が休みとなる。中国料理は、おいしいものを楽しく食べればよいというのが基本。乾杯(カンペイ)は相手の顔を見て杯を持ち上げ、飲み干すのが礼儀といわれる。