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A WORLD OF BEAUTY

ロックアイランド、コロール、パラオ200以上の島々から成るロックアイランドは、ほとんどが無人島。太古の自然が残る島で、カヤックやシュノーケリングなど、サンゴ礁の海を満喫するアクティビティを楽しめる。[世界遺産]アクセス成田からJAL便でグアムへ行き、他社便に乗り継いでコロールへ。※季節により成田、関空、中部からコロールへJALチャーター便も運航。

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Rock Islands, Koror, Palauパラオ、世界でいちばん美しい海へ。南北約640kmにわたって、200以上の島々が点在するパラオ。海からポコポコと飛び出すようにある島は、まるでマッシュルームのよう。200もの島のうち、人間が暮らす島はたったの9島。それ以外は手つかずの自然が残る無人島です。パラオの澄みきった海の色を、人々は「ピーコックグリーン」と呼びます。光の加減によって繊細に色を変えるクジャクの羽のように、鮮やかで不思議な色彩をもつ海。そこはたくさんの命がひしめく、命のゆりかごでもあります。世界でいちばん美しく、豊かな海に会いに、夏のパラオを旅しました。Photo by Yasuhito DozonoText by Yuriko Kobayashi
はじめて見る海の色、ロックアイランド。「パラオ」と聞いてイメージするものは何だろう。エメラルドグリーンの海、クラゲがふわふわと漂う幻想的なマリンレイク、マリンスポーツ……。どれだけ考えても「海」のことしか浮かんでこない。観光イメージは偏りがちだと思っていたけれど、じっさいパラオは、「海」の国だった。土地も人々も人々の暮らしも、パラオのいっさいは、海と密接につながっていた。コロール島からスピードボートに乗って30分ほどで、カメの甲羅のような、丸みを帯びた島々が見えてくる。小さな無人島が密集するこのエリアはロックアイランドと呼ばれ、シュノーケリングやダイビング、無人島の散策など、パラオ観光の中心地にもなっている。島々の間を縫うように進むと、太陽の光の加減で水面がキラキラと光って見える。その海の青は、緑と青を足して割ったような不思議な色をしていた。「ピーコックグリーンだよ」と水面を指さしてガイドが言った。エメラルドグリーンではなく、ピーコックグリーン。それはクジャクの羽のように不思議に色を変える、神秘的な青だった。
海と森の間、命を育むマングローブ。パラオは海の国だ。けれど、無数の島が点在するロックアイランドの海をボートで走っていると、あちこちに小さな水路がのびていることに気づく。島と海の間にあるその水路へ、カヤックやカヌーで入っていけるという。ほとんどが無人島であるロックアイランド。人の手がついていない自然の中へ、小さなカヤックで入っていったら、どんな風景が見られるのだろう。カヤックは、世界で一番静かな乗り物だと、カナダに暮らす友人から聞いたことがある。それは本当で、波のない水面をすーっと走るカヤックは、魔法の絨毯に乗っているような気分にさせる。エンジンつきのボートが入ってこない、入り江のような場所に出た。水の色はさきほどより緑が濃い。周囲のジャングルの緑を映しているのかもしれない。海と森のちょうど間とでもいうのだろうか、水の中から木々が生えているマングローブの森に入った。木々の上には鳥たち、水の中には魚やカニ。不思議な光景だけれど、これほど豊かな命がひしめき合う場所を、見たことがなかった。
海とともにあるパラオの暮らし。宿をとっているコロール島はパラオでもっとも人口の多い島だ。豪華なリゾートホテルが建つ一角もあるけれど、全体的にゆったり、のんびりした空気が流れる「村」という風情。「観光名所というほどでもないけど、バイを見るといい」とガイドに勧められ、出かけてみた。「バイ」とはパラオの人々が伝統的に使ってきた集会所で、日本の茅葺のような屋根がのった小屋だ。外壁にはびっしりと壁画が描かれている。船をこぐ人や、サメ、様々な魚。それぞれの絵には意味があって、人々への教訓や戒めを表すものもあるという。アメリカ南部で見た壁画は牛や馬が物語を伝えていたけれど、ここでは魚たちが物語の主人公。この小屋に集った海の民は、ここでどんな物語を紡いだのだろう。今もなお伝統的な暮らしの面影が残るコロール島で、海に寄り添って暮らしたパラオの人々の記憶に触れたような気がした。
時間を忘れる、南の島の旅。パラオを旅している間、時計を見るということがほとんどなかった。ときおり、ガイドとの待ち合わせや、カヤックツアーの集合時間のことを思い出して、慌ててバッグの中から腕時計を取り出して見た。それくらい、パラオでは時間を気にするということがない。それはパラオの人々のおおらかさも無関係ではないと思う。流れる時間も人々も、それをとりまく自然も、その豊かさは果てしなくて、そのゆったりした流れの中に身を投じてしまえば、穏やかな海に漂うような感覚で時間を過ごすことができる。豊かさといえば、パラオの食の豊かさも忘れられない。南国特有のもったりとした口あたりのフルーツや、森の清々しさすら感じられるカニ、そして豊穣の海が育んだ海の幸。どれもシンプルな調理法で、自然をそのまま食べるといった食事だった。毎日、浜辺に立って夕日を見送った。太陽が海に落ちて、代わりに月が昇ってくると、海の青は深い藍色に変わった。それは夜のクジャクのような、高貴で美しい青だった。August 2013Rock Islands, Koror, Palau
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