1月19日のJALグループ三社による会社更生法の申し立て、及び企業再生支援機構の支援決定以来、皆さまのご支援をいただき今日まで通常通り事業を継続させていただいていることに深く感謝申し上げます。
また同時に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしていることについては、心よりお詫び申し上げます。
2月1日に社長に就任して以来1カ月が経ちましたが、この間、私はまずもって運航に関わる現場に赴き、その声を聞き、安全かつ安定した運航の維持に全力をあげました。同時に、再生計画の策定に向けた事業の見直しに積極的に取り組んでおります。
今後も「安全運航」を基盤とし、航空会社の基本品質である「定時性」の確保とお客さま視点の「サービス」の向上に、全力を尽くしてまいります。
公的な支援をいただいていることへの感謝の気持ちを片時も忘れずに、一日も早い再生を成し遂げるべく、全社員一丸となって一便一便心をこめて運航してまいります。今後ともぜひJALグループをご利用いただけますよう、お願い申し上げます。
2010年3月1日
日本航空
社長 大西 賢