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JAL's スピリット

第5回-1

澤木 圭(Sawaki Kei)

日本航空株式会社 ボーイング747-400乗員部 第2路線室

澤木 圭(Sawaki Kei)

41年分のありがとうをジャンボに乗せて

皆様に愛され続けたジャンボも3月1日成田国際空港到着のホノルルからのJAL75便、那覇空港からのJAL3098便をもって運航を終了いたしました。

1992年に自社養成訓練生として入社し、4年間の訓練の後、1996年に747-400副操縦士としてチェックアウトし、途中2年間の737-400乗務があったものの、10年間乗務し、2006年から747-400機長として乗務して参りました。

飛行訓練教官として1年半教官業務を行い、昨年の春に乗員部に戻った途端に「ジャンボが2010年度中に退役する。それに向けて退役ワーキンググループを取り纏めて欲しい。」と言われました。その時の私は、まだジャンボが退役するという現実がなかなか受け入れられない状況でしたので、「その自分が退役ワーキンググループ?」という思いでした。

ワーキンググループの仲間と共に「どのような形で退役させるのが一番良いのか?」
「どのようなツアーがお客さまに喜んで頂けるのか?」という事を考え、社内の他部門と相談しながら退役に向けて準備を進めて参りました。

その中で考えられたのが国内線専用機の747-400D機の最後のフライトとなる「惜別ジャンボ国内線専用機747-400D退役フライト2日間」ツアー、国際線のグアムでのタッチアンドゴーを披露するツアーの「The Final Touch Down〜ありがとうジャンボ〜グアム2日間」と、最終便であるJAL75便にご搭乗いただく「さよならジャンボ〜ハワイ」の3つのツアーと、最終便到着後に整備ハンガーの中で行われる退役イベントでした。

私は国内線の最後のツアーに総合ナビゲーターとして、グアムでは往復の乗務で同行して、最後のハワイのツアーには参加できなかったものの、成田のランプで最終便を出迎えました。

我々運航乗務員がお客さまの前に出るということは、今まであまりなかったのですが、ジャンボを愛して下さったお客さまとなるべく多くの時間を共有しようとみんなで決め、ツアーの間も巡航中は乗務以外の者は客室に出て、またトークショーなどでもお客さまのところに伺って歓談させていただいたり、写真撮影したり、時にはサインをしたりして皆様と一緒にジャンボの退役を迎える事が出来ました。

3月1日の最終便到着時、私は成田のランプでジャンボを出迎えました。その時に気付いたのですが、いつもパイロットとしてスポットインを操縦席から見ていて、今回のように地上から飛行機を出迎えた事はありませんでした。そして改めてジャンボの大きさ、優雅さを感じました。これが最後かと思うと瞳からあふれるものを止める事が出来ませんでした。

ジャンボという飛行機は日本人であれば誰でも知っていると思います。JALという会社を知らなくてもジャンボは知っているでしょう。ジャンボがなくなってしまうのは寂しい事ですが、皆様に惜しまれているという事も非常に良く分かりました。その退役に関われた事に感謝するとともに、ジャンボには心から「ありがとう」を言いたいと思います。

現在JALのおかれた状況は厳しいですが、社員一同力を合わせて再生を果たし、いつの日かまたジャンボを日本の空に飛ばしたいと思います。

今までジャンボを愛して下さった皆様、本当にありがとうございました。

羽田空港到着時747-400D最終便乗務員でランプにて整列しました。

747-400D航路の説明、千歳の雪、雪の中での離陸、沖縄の空域の話など、皆さん興味津々に聞いて下さいました。

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