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JALで行く安心!快適!海外旅行 子どもと一緒に海外へ 2.準備・出発編 アドバイス・執筆:旅行ジャーナリスト 村田和子

  • はじめに
  • 1.計画編
  • 2.準備・出発編
  • 3.機内編
  • 4.現地編

子ども連れの旅は、空港までのアクセスも一苦労。ここでは荷造りのヒント、ならびに出発当日、自宅を出てから飛行機に搭乗するまでのノウハウをお届けします。成田空港には、子ども連れに優しい施設も多いので、旨く活用しましょう。

2−1 忘れ物なしでスマートに!荷造ノウハウ

着替えにミルク、紙オムツに玩具…小さな子どもと一緒の旅は、荷物が多くなりがちです。かといって忘れ物をするのも困ります。まずは、旅行中に必要なものを洗い出してリストにしましょう。その際、必要となる場面(旅行先、機内、常時等)も書いておくと、実際にパッキングをする際に便利です。また、リストは次回のために残しておきましょう。毎回の旅の準備が楽になります。

次に、リストのなかで代替できる方法や物がないか考えてみましょう。例えば、ホテルにコインランドリーやクリーニングサービスがあれば、持っていく着替えは少なくて済みますよね。また旅先によっては、現地調達も検討を。ただし紙オムツは、海外では品質が良くないことも多いので、ちょっと大変ですが日本から持参することをオススメします。機内で利用する分は事前に手配をすれば準備してくれますし、子どもに特化したツアーや宿泊プランなどでは、紙オムツを初め子どもに必要なものを現地のホテルに用意してくれるサービスがあるツアーも。必要に応じて旨く利用するといいですね。
なお、基本的には子ども用品は代替がきかないことが多いので「迷ったら持っていく」のがオススメです。

パッキングは「スーツケース等の預ける荷物」「機内持ち込み手荷物」に分けて行います。特に旅先へ到着するまでに必要な子どもの荷物は、別にまとめてスムーズに取り出せるようにしておきましょう(ミルク、おやつ、紙オムツ、常備薬など)。スーツケースの場合は、立てた場合に下になる方に重たいものを配置してパッキングすると、移動時も安定します。


PDFファイル332KB

2−2 どうする?空港までのアクセス

大きな荷物を持ち、子どもを連れての移動は思っている以上に大変です。出発前に疲れてしまわないように空港までのアクセスはしっかり検討しましょう。飛行機の時間に十分余裕を持って出発し、特に電車で移動の場合は、ラッシュなど混雑時に乗車するのは避けた方が賢明です。また空港まで公共交通機関を利用する際は、あらかじめスーツケースなど大きな荷物は宅配で送付しておくのもいいですね。
成田空港への特急列車は、JRの成田エクスプレス、京成電鉄の新型スカイライナーなどがあります。いずれも子どものオムツ替えができる化粧室があり、渋滞もなく空港までの時間が把握しやすいのが利点です。

車でのアクセスは、周りに気兼ねがいらず重たい荷物も苦にならないので、子ども連れにはオススメです。駐車場から空港までの所要時間や送迎体制をチェックし、空港までのアクセス時間に盛り込みましょう。渋滞など不測の事態に備え早めに出発することも心がけて。
リムジンバスは、乗車すれば空港まで直行する手軽さがポイントです。渋滞等で予定通りに運行できないこともありますので、余裕を持った時間に乗車するようにしましょう。また、通常車内には化粧室がありますが、スペースは十分ではありません。オムツ替えは乗車前に済ませておきましょう。

2−3 チェックインから出国までの流れ

空港へ到着したら、いよいよチェックイン。日本航空では、成田空港に子どもを連れた家族向けの"サポートデスク(ファミリーカウンター)"を設置しています。ベビーカーの貸出の他、個人で航空券を手配された方は、ここでチェックインと荷物の預け入れができます。カウンターの前にはソファが配され、玩具や絵本で遊べるスペースも。これなら待っている間、子どもも退屈せずにすみますね。
チェックインが済んだら、次はセキュリティチェック、出国審査へと進みます。セキュリティチェックでは特に液体物の制限に注意しましょう(コラム 搭乗時に気をつけたい!液体物&ベビーカーの取り扱い)。出国審査は、小さな子どもはママ(もしくはパパ)と一緒に審査を受けます。審査官に子どものパスポートを渡し、抱き上げる等、顔がよく見える様にしましょう。

2−4 子ども連れに優しい空港の施設

成田空港には、子ども連れに便利な施設が沢山あります。到着したら、施設の場所が一目でわかる"空港案内"を入手しましょう。赤ちゃん向けの施設としては、成田空港内の女性用のトイレには、オムツ替えの台やベビーキーパーが設置されています。また授乳室(給湯器やベビーベッド、オムツ替えの台などを設置)も各階にあります。搭乗前にはオムツ替えや授乳などを一通り済ませておきましょう。
搭乗までに時間がある場合は、出国手続きをする前に、空港の展望デッキへ行ってみるのもいいですよ。次々と飛び立つ飛行機を眺めたり、広いスペースなので体を動かすこともできます。

出国手続きが済んだ後は、ウレタン製のブロックや遊具がある「キッズルーム」や「プレイルーム」などで遊ぶのもいいですね。特に日本航空が就航する成田空港第2ターミナル3階には、飛行機の離発着が間近に見える大きな窓があり、滑り台や大型の遊具が充実した「キッズルーム」があります。オムツ替えの他、子ども用のトイレや授乳室などもあり、搭乗までの時間を快適に過ごすことができます(いずれも利用は無料)。
また成田空港内にある日本航空の"サクララウンジ"にも、「キッズスペース」があります(※ラウンジの利用には制限があります。詳しくはこちら)。こちらもウレタン製のブロックが敷き詰められたスペースに、絵本や玩具があります。また授乳やオムツ替えの設備も整っているので、搭乗までの時間を子どもとゆっくり過ごすのにはぴったりです。

2−5 優先搭乗サービスで、ゆったりと

3歳未満の子どもが一緒の場合は、一般の搭乗に先立ち優先搭乗ができます。混雑した機内の狭い通路を、子どもを抱え荷物を持って進むのは大変です。優先搭乗を利用すれば、通路も空いていますし、荷物などの整理もゆっくりできます。搭乗時間が近づくと案内がありますので、搭乗口付近で待機しましょう。なお離陸しシートベルトのサインが消えるまでは1時間ほどかかります。必ず搭乗前に、子どものトイレ(あるいはオムツ替え)は済ませておきましょう。

コラム 搭乗時に気をつけたい! 液体物&ベビーカーの取り扱い

搭乗に際して、子ども連れで注意が必要なこと、気になることをご紹介します。

液体物の機内への持ち込みについて
テロ対策のため、国際線の機内への液体物の持ち込みは制限されています。具体的には、「100ml以内の容器に入れて、容量1リットル以下の透明なポリ袋に入れて持ち込むこと。袋は1人1袋まで」と定められています。100mlを超える容器に入った液体は持ち込めませんので、ペットボトルなどの飲料水、ベビーローションなどのスキンケア用品なども注意が必要です。
なお、例外として、子どものミルク、幼児用飲料(幼児用のほうじ茶、幼児用のスポーツドリンク)、薬類(機内で利用する量)は持ち込みが可能です。この場合はセキュリティチェックの際に申し出ましょう。なお、薬類は念のため内容がわかるもの(処方箋の写し、薬の説明書き、診断書など)を持参すると安心です。
ベビーカーの取り扱いについて
日本航空では、空港内で利用できるベビーカーの無料貸出をしています。リクライニングは3段階で、生後2カ月〜の子どもに利用できます。貸出は、成田空港の場合は、サポートデスク(ファミリーカウンター)で行っています。またご自身のベビーカーを搭乗口まで利用することも可能です。この場合は搭乗口で預け、到着時には優先的に返却されます。

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