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定例記者会見

2012年3月21日、定例記者会見を実施いたしました。
会見での社長挨拶の概要を掲載させていただきます。

日本航空 社長
植木 義晴

本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。

本日私からは、2点、1点目は東日本大震災から1年が経過しての思い、2点目は787関連について、ご報告させていただきます。

まず1点目ですが、先日3月11日で、東日本大震災が発生してから丸一年が経過いたしました。私も、同日、国立劇場で開催されました政府主催の追悼式に参列してまいりましたが、震災により多くの方の尊い命が失われたことに深い哀悼の意を表します。またご被災された皆さまに対し、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

私どもJALグループは、震災発生後、東北地方の陸路が寸断された中で、震災の翌日から7月24日までの4カ月半で、東北地方に計2,700便の臨時便を運航し、津波で荒れた農地での綿花栽培への参画、その他社員有志によるボランティア活動など、さまざまな取り組みに尽力をしてまいりました。

最近では、JR東日本グループ・青森県と連携をしまして、台湾からの北東北への特別旅行商品を販売したり、また香港から仙台にチャーター便を運航し、香港のVIPを含む関係者に東北で安心して楽しく観光いただけることをアピールするなど、外国人の東北への旅行需要喚起に努めております。
これらは、JALグループ社員自らが発案し、また部門をまたいで計画を練り、素早く実行にうつしたものであり、そういう会社風土・体質になったことを頼もしく、また嬉しく思っております。

一方、震災から1年が経過しても、東北地方には避難所・仮設住宅での生活を余儀なくされている方も多く、真の復興に至るまでには、まだまだ長い道のりが予想されます。
今後もJALグループは、東北地方、具体的には青森、三沢、秋田、花巻、山形、そして仙台空港と日本各地を結ぶ航空便を、安全かつ確実に運航することにより、東北復興のお手伝いができればと考えております。

2点目は、787関連でございます。
プレスリリース「JAL 787-8初号機受領と機内仕様について」にも記載のとおり、弊社の787-8につきましては、機体後部の不具合の修理も完了し、安全かつ安心な形で初号機を今月(3月)25日にシアトルにて受領できることとなりました。日本到着は、3月27日の日本時間18:30頃、成田空港となる予定でございます。

また787の機内インテリア等の仕様も決定いたしました。

弊社は、787の開発当初より、ボーイング社と航空会社で構成される「ワーキングトゥギャザー」に参加して、より便利で快適な機内仕様づくりに取り組み、高い天井、広く大きな窓、電子シェード、快適な湿度・気圧の設定、また機内温水洗浄機能付トイレなどに日本航空が培った技術、そしておもてなしの心を反映してもらいました。
弊社独自の仕様といたしましては、日本の四季を表現し、食事・睡眠・お目覚めといった機内でのシーンに合わせて変化するLEDによる機内照明、また既に発表しておりますが、国際線機内エンターテインメントで世界初となる『SKY MANGA』(スカイマンガ)の提供がございます。
座席仕様は、エグゼクティブクラス42席、エコノミークラス144席の合計186席であり、特にエグゼクティブクラスについては、従来のJALシェルフラット ネオよりも肘掛の間が約5cmワイドになり、2-2-2という窓側席・通路席のみの座席配列となることから、より快適に機内でお寛ぎいただけると思います。

4月22日に新規開設する成田−ボストン線をはじめとし、既存の羽田−北京線、成田−モスクワ線、成田−デリー線、羽田−シンガポール線、成田−シンガポール線にも順次、787-8を投入してまいります。
その後も、12月から成田−サンディエゴ線、2013年3月から成田−ヘルシンキ線と787機材による新規路線開設を進める予定です。このように、弊社としましては、787ならではの特性を余すところなく生かした戦略を確実に打っていきたい、と考えております。
最新鋭機材787の導入により、ますます快適になる日本航空のサービスにご期待ください。

ここで、成田−ボストン線の至近の予約状況について、触れさせていただきます。4月・5月運航便の平均予約率は、成田発、ボストン発とも8割を超えており、特に4月の成田発では、どの便も満席に近いご予約を既に頂戴をしております。
ボストン線は、お客さまが運航開始を待ち望んでおられる、非常に需要の高い路線であると、改めて感じているところです。

弊社は、これからも、さまざまなニーズにきめ細やかにお応えするフルサービスキャリアとして、すべてのお客さまが常に新鮮な感動を得られるような商品・サービスを提供してまいります。

最後になりますが、東日本大震災から1年が経過した現在、お客さまの需要が回復し、費用削減につきましてもJALグループ社員が一丸となって成果を出し、筋肉質な経営体制になってきており、弊社の再生は順調に進んでおります。

ご承知のとおり、先月2月15日に「2012〜2016年度のJALグループ中期経営計画」を発表させていただきました。
このところ、燃油高・円安の傾向が見られますが、収支・財務計画については、燃油・為替などの前提を保守的に設定し、また収入に関して、一程度のリスクバッファーをみるなど、必ず達成すべきものとして、策定いたしております。
また弊社では、これまでも路線や機材数の縮小や、人事賃金制度の改定などにより、更生計画比で約1,100億円の費用削減を実現しておりますが、本中期期間中にさらに500億円の費用効率化にも取り組みます。

私からは以上です。ありがとうございました。

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