JAPAN AIRLINES


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航空豆知識


文 日本航空 一等航空整備士
第33回
[Q] [犬や猫はどこに乗るのか?]
[A]  長期の旅行や出張はペットの飼い主の方々には頭の悩ませどころですよね。それならいっそのこと「ペットと一緒に旅行へ」とお考えになるお客様も多いのでは……。
 ペットと一緒にいざ旅行! となれば、空港カウンターでかわいいペットをお預かりするわけですが、このペット君たちは一体、飛行機のどこに乗るのでしょう?

 飛行機は胴体の上下方向のおおよそ半分から下側、つまり客室の床下が貨物室になっています。主翼の部分を境目に前方・後方貨物室に分けられており、後方貨物室のさらに後ろには隔壁貨物室(バルクカーゴ:BULK CARGO)があります。バルクカーゴは機体の後ろのほう、ちょうど胴体が細くなっている部分から後方にあるドアの少し後ろくらいまでの大きさです。

 前方・後方の貨物室には、やや大きくてかさばる荷物を、コンテナーと呼ばれる一定の大きさの箱やパレットに入れて積み込みます。空港で小さな車がたくさんの銀色の箱を引っ張っている光景を目にしたことがありませんか? それがコンテナーです。

 さて、主題のペット君たちはというと一番後ろのバルクカーゴに乗せられます。

 お預かりしたペットはこのように空の旅をしているのですが、お客様と一緒に客室内に乗る動物たちも例外的にいます。それは「盲導犬」や「介助犬」です。このような特別な役割を持つ動物たちは、機内に乗ることが許されているんですよ。

ぺんぎん&わんにゃん


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後方の扉からのぞいたバルクカーゴ。

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日本航空月刊誌『Agora』1998〜2003年掲載