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コックピット日記

「コックピット日記」は4人の機長が毎月交替で、パイロットに関する話や日常の乗務で出合ったこと、ちょっとした役立つ情報などを、読者の皆様にお届けするエッセイです。

Captain70  異国のサウナ文=三輪邦雄(日本航空機長)

 けっこう眠れたなぁ、と思ったら、2時間しか寝ていない。だんだん目がさえてきたし、もうこのまま眠れないかも・・・・・。海外旅行に出掛けると、誰もが「時差ぼけ」に悩むものです。特にヨーロッパや北米へ行くと、日本にいるときと比べ、昼と夜が逆転するような時差があり、なかなか体調を整えるのが難しいものです。
 私たちパイロットも、慣れているとはいえ、時差ぼけがまったく起こらないわけではありません。機内では、乾燥から体を守るために、長袖の衣服を着用するのが望ましいそうですが、コックピット内のさまざまなスイッチ類に袖口が触れないよう、パイロットは冬でも半袖を好む傾向があります。
そうしたこともあり、フライトを終えた滞在先では体調管理が難しく、毎回、時差ぼけの克服などに気をつかっています。
 海外に出掛ける際は、宿泊するホテルの部屋に「バスタブ」が付いているかどうか、気にされる方も多いのではないでしょうか。日本と違い、海外のホテルにはシャワーしか備えていない部屋も多いものです。しかし、お湯を張ってゆっくりと浸かることで、心身共にリラックスでき、時差ぼけの解消や健康維持につながります。日本から入浴剤を持って行き、海外のホテルで使っているパイロット仲間も少なくありません。
 人それぞれ、時差ぼけ解消のワザを持っているなか、自分がよく利用するのは「サウナ」です。日本でもよく行くのですが、海外では国ごとに特徴や暗黙のルールがあって、なかなか面白いものです。最近は、フランクフルト(ドイツ)での滞在中に、よくサウナへ行きます。郊外にあるスパ施設には15種類ほどのサウナがあり、いろいろと楽しめます。日本にいると、サウナは男女別が当たり前ですが、ドイツでは一緒に入るものらしく、熱せられた室内では老いも若きもみんな全裸です。しかも、サウナ内では、椅子や床を汗で濡らしてはいけない(?)というルールがあるらしく、腰などに巻いていたタオルを取りはずし、自分の体が椅子や床と接する部分を覆うように敷き、その上に座らなくてはいけないようです。先輩などから、事前にこのドイツ式サウナのルールを聞いてはいましたが、最初に行ったとき、目の前にいる女性が裸なのには、やはり戸惑ってしまいました。

皆さんも機会がありましたら、異国のサウナをお楽しみください。

日本航空 月刊誌『Agora』より(2003年から連載中)

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