- ◆出発地:東京
- ◆出発日:5月9日(日)〜10月30日(土)の毎日(ただし、7月1日〜9月4日、9月11日・18日・19日、9月23日〜25日、10月2日、10月8日〜10日、10月16日の出発は除く)
- ◆最少催行人員:1名
- ◆食事:1朝食/1夕食/付
- ◆添乗員:同行いたしません。
- ◆備考:1名様でご参加できます(1名様催行保証)。
「ふるさと銀河線」廃線その後と「りくべつ鉄道」
2006年春に廃線となった北海道の「ふるさと銀河線」(池田〜北見)。
長らくかかっていた会社清算が2008年に終わり、山奥の線路脇に立っていた電柱1本に至るまで撤去するなど特に構造物関係は整理着手が早く進んでいます。しかしながらそれでも、真っ直ぐに伸びる築堤跡や渡河橋の土台、駅前跡など鉄道跡特有の面影は随所に濃厚に残しています。本ツアーはタクシーでこれらの廃線跡を楽しみながら陸別町へ向かう旅。陸別ではフリータイムを利用して2008年春にオープンした「りくべつ鉄道」も訪ねてみます。

旧足寄駅付近

旧本別駅

旧大誉地駅

旧分線駅
北海道開拓の歴史に遡る、幹線ルートだった「ふるさと銀河線」=「旧国鉄池北線」
今回の最終目的地は陸別。このツアーでは陸別に至るまでの帯広空港からの経路をタクシーで廃線巡りを楽しみながら向かいます。
「ふるさと銀河線」は歴史を遡れば「旧国鉄池北線」。1911年(明治44年)に池田から北見までが全線開通、北海道開拓の鍬をこの旧池北線の往来が拍車を掛けたと言っても良いでしょう。新天地に胸ふくらませて開拓移民達はこの池北線に乗り北海道の東へ東へと歩みを進めたのです。
100年経ち、モータリゼーションの波間に消えた鉄路跡地は今は深く草木に埋もれています。
人々の命綱であり希望の道だったその跡を、鉄道が敷設された歴史背景なども少々意識しながら現役当時の姿を想像して辿るのも鉄道廃線跡を訪ねる大きな楽しみです。廃線跡に寄り添う様にして通う国道を走り、所々で下車しながら陸別へと向かいましょう。

旧南本別駅

旧川上駅

旧小利別駅

旧大誉地駅

旧上利別駅

旧上利別駅

旧本別駅

旧南本別駅
駅舎・ホームなどの構造物は撤去工事の進行に拠りツアー出発時には無い状況も想定されますことを予めご諒承下さい。
「ふるさと銀河鉄道」の旧陸別駅が「りくべつ鉄道」として再起
陸別町民の鉄道に寄せる、ひとかたならぬ思いに触れる
人口982名(H21.3)の陸別町は「ふるさと銀河線」存廃問題が起こった際、沿線の自治体が一つまた一つと賛成に回る中で唯一、廃止反対を最後まで訴え続けた町。その鉄道に寄せる思いは半端なものではありません。陸別町在住の有志―それも鉄道マニアではなく経済分野の人々が中心―は、町のバックアップを受けて陸別駅舎と構内、さらには町域内の約20キロメートルほどの路線区間を廃線後、そっくり譲り受けました。
そして先ずは駅舎と構内を舞台に「ディーゼル気動車運転体験」(注)を目玉とする観光鉄道、「りくべつ鉄道」を発足させました。本物のディーゼル気動車を実際に運転できるとあって、全国の鉄道ファンやドライブを楽しむ地元の家族連れの間でまたたく間に人気となり、初年度の2008年には7,300名もの来町者を集めています。



旧陸別駅
「りくべつ鉄道」の運転体験では、かつての運転士から短時間運転の手ほどきを受けた後、実際にハンドルを握って駅構内の全長500メートルほどの線路を行ったり来たりしています。ディーゼルカーの鳴らすプァーンという軽い警笛音が静かな町に盛んに鳴り響く様は、何やら町が非常に活気づいた感をもたらしています。
鉄道を観光振興の一助にと手掛ける自治体は全国でも見られますが、陸別町の様に町の中心位置を舞台にして性根据えて取り組む姿は極めて貴重と言えます。
おそらくは「鉄道こそ我が町を拓いた原点」という歴史的な経緯が町民のDNAに深く深く根付いているのではないでしょうか。そのひとかたならぬ思いがこの「りくべつ鉄道」に込められている様に思われます。北海道を訪れる際、鉄道好きの方ならば是非とも足を延ばしてみて頂きたい町、それが陸別町です。

【ご注意ください】
※本ツアーはディーゼル気動車の運転体験は含まれていません。ご自分で有為に時間の組み立てをしていただくべく、陸別町到着後は自由行動となりますので、運転体験をご希望の方はご自身でインターネット予約されます様、お願い致します。
※廃線を辿るタクシー利用可能区間は池田→陸別⇔小利別までとなります。小利別〜北見間は対象外となりますのでお申し込みにあたっては予めご了承ください。
廃線めぐりタクシーでは下車地を自由にご指定いただき、タクシードライバーにお伝えください。なお、元軌道跡の詳細についてはさすがにタクシードライバーでも不明な部分があります事を予めご諒承いただき、沿線国道(R242号線)を走行しながら停車をご指示いただいたり、25000分の1或いは50000分の1の地形図等を事前にご用意いただくなどしてお客さまご自身にて準備を整えられる事をお願いいたします。
なお、タクシー利用可能時間は日没時刻までとなります (=陽の長い時期になるほど有利です)。
【コラム】
「りくべつ鉄道」は現在のところ旧陸別駅構内の限定区間での営業となっていますが、廃線後まもなく譲り受けた更に山奥となる旧陸別駅〜旧川上駅間の約20キロメートル区間は現在も全ての線路、鉄橋施設等が現役当時の姿でそのまま遺されています(本ツアーでは1日目、タクシーで見て周る事ができます)。
一説に拠ればこれは本区間を観光トロッコ列車を運転する事業計画があるからだそうで、山峡の深い自然の中を通う約20キロメートルもの鉄道が実現する事は大変興味深く、本物の鉄道規格で走る観光列車の実現が期待されます。

分線跨線橋(分線〜川上間)からの廃線跡。レールが残っています。
写真提供は全て「歩鉄の達人」様に拠りました。
北海道・足寄郡 / 陸別オーロラハウス

客室(一例)
- 部屋:
- 洋室1〜2名に1室
道の駅「オーロラタウン93りくべつ」の2階が宿泊施設となっている「陸別オーロラハウス」。元の陸別駅舎。建物の1階には十勝バス、「りくべつ鉄道」北見バスの案内所・停留所があり町の中心地に位置しています。
「ふるさと銀河線」廃線跡巡りタクシー&「りくべつ鉄道」を訪れる 2日間
- 「ふるさと銀河線」廃線跡巡りタクシー&「りくべつ鉄道」を訪れる 2日間

